夢で会うことの意味・・・多次元層での出会い

夢で会うことの意味・・・多次元層での出会い

あれから僕は幾つの、夢を見てきたのだろう・・・

 

 

この三次元の世界の方が特殊

まず、試して欲しいのですが、ずっと・・・3分くらい、1つのことだけを考えてください。

他は何も考えずに・・・ずっとです。

何があっても一切他のことを考えるのは許しません笑

1秒たりとも考えないでください笑笑

んなことできるかあっ! エエ加減にせえやああゴラアァ!!!

ってなりますよね笑

思考ってそれくらい虚げで儚く漂うもの・・・

思考を一定させるって本当に難しいんです。

その思考が・・・内面が外側に反映されるなら・・・

もう少し、外側の世界ももっと柔軟に変わっていいはずなんです。

でも、そうはならない・・・外側の世界は比較的安定している・・・

その理由は・・・

私たちがいる三次元の世界では、周りの世界が比較的「安定している」ような構造になっているからです。

しかもこの「安定している」のは周りの世界だけです。

周りの世界がいちいちあなたの心変わりを反映してグルグル変わっていたら、あなたは落ち着いていられない・・・

それを避けるために・・・あなたの内面の変化を順を追って見つめ、自分の内面を調整できるように、我々三次元の世界は比較的安定しているのです。

でも・・・自分が見えて、感じられて、聞こえる世界の外側では、実は比較的ぐちゃぐちゃ・・・

外の世界も結構ぐちゃぐちゃです。

入ってくるニュースでは社会というモノがあり、整然と動いている部分もあり、問題がある部分もあり・・・でも、一応システムとして整って動いている・・・

というふうに見えるかもしれませんが・・・

そもそもあなたの意識の性質として、あなたが興味があるものだとか、あなたの内面にある強いものを情報として招き入れる形になっているので・・・

あなたは「あなた色」に染められた世界を見ていることになります。

もちろん、そうやって入ってくる情報の中には、あなたの内面の中でもそれほど強くないものを反映して入ってきているものもありますから・・・

そういったニュースは遠い世界のものとして聞こえてくる・・・

確固とした世界があると思ったら、大間違い・・・

思ったよりもこの世界はいろんな意味でいい加減・・・

だから、「他人の言うことなんて、いちいち当てにするな」っていうのもよく分かりますよね笑

実は夢も同じ構造なんです。

もちろん、「潜在意識の中で私たちが考えていることの反映」だとかなんだとか言われているのも分かりますが・・・

そもそも私たちの周りの世界が意識の反映なので、夢だけが都合よく「意識を反映した単なる妄想」になるわけではありません

前回の記事でもお話ししましたが、私たちが目を閉じ、心を静かにして、自分の中に入り込む・・・

「入り込む」とまではいかなくても、このように静かにするということは・・・

私たちが目の前に「絶対的なもの」として見えている世界から身を引くこと・・・

目の前に見えている比較的安定した世界を一旦リセットすることなんです。

これは寝ている時も同じです。目を瞑り、心を静かにして周りの世界から身を引く・・・

その眠りの世界は「無」ではなく、本当は「自分以外には何もない」・・・「一つ」であるということを感じている時です。

ただ・・・明け方付近になると・・・その一つからこの次元に戻ってこようとする・・・

まるで生まれる前に、再びこの三次元の世界に来ようとする瞬間のように戻ってくる・・・

この世界には本当にいくつもの「次元層」がある・・・

あなたの内面の中にある観念の数だけ次元がある・・・

あなたがこの世界に生まれてから、今まで存在する意識は・・・

この三次元の世界に生まれてから今までの経験や感情、思考のデーターを蓄えておく端末のようなもの・・・

あなたの魂自体は純粋無垢のまま変わりはない・・・

でも、あなたにはこの世界のあなたとしての「設定」がある・・・

この世界に生まれてきていろんなことを経験した・・・

いろんな知識や考え方を身につけた・・・

そして・・・その結果として今のあなたがいる・・・

この世界で一番詳細でリアルな設定を蓄えているのが、今世で「自分だ」と思っている一人の人間のあなたです。

眠って・・・元の「一つ」である状態となり・・・

また、そこから「個」であるあなたへと戻り、徐々に今世の「一人の人間であるあなた」へと自分の状態を戻していく・・・

一気にではなくて、段階を追って、少しずつ戻していく・・・

その途中で見る世界が「夢」なんです。

妄想だなんて言われているけど、妄想ではない。そもそもこの世界を作っているのがあなたなのだから、「独りよがりの妄想」だなんて考えられない。

「独りよがりだ」と思い込むことが、その夢を「妄想のまま」にしているのです。

夢の中で会った人・・・その人と夢の中で実際にあなたは会っています。

妄想ではなくて、この三次元の世界と比べると「周囲の安定した環境」という縛りが少し緩い次元にいるだけであり、あなたの現実世界と設定はなんの変わりもないのです。

ただ・・・「比較的安定している周りの世界」がないので、夢の中で会っていても、その人と自分とでは同じシチュエーションでも見え方が違う・・・

この三次元の世界よりも、自分の内面をダイレクトに反映して見てしまう世界なので、同じ状況で出会っていても、見え方や設定が微妙に違うのです。

たとえば・・・入学式に自分の子供を連れていく夢を見た・・・

一緒に連れて行った相手の人も同じ夢を見ていたりする・・・

でも、見る人によって他にも一緒に行く人がいたり、連れて行った学校が違ったり・・・と微妙に設定が違う・・・

または、ある人と共に、自分の知り合いと夕食を楽しむ夢を見た・・・

「そういえば、高校の時、なんか『ミス〜』みたいなものに選ばれてたよね」とか言いながら、笑って和やかな雰囲気で。

その時も確かにその人と一緒に夕食を食べている・・・でも、微妙に同席する人の設定が違っていたりする。

でも、「会っている」という事実には変わりないんです。

むしろ、起きている時の三次元の世界の色々な「設定」という縛りがないので、むしろ簡単に会えている。

ただ、見ている人の内面を通して見ているので、同じ「会っている」という事実でも、見え方が違うんです。

夢で会えている・・・という事実をもっと評価してあげてください。

それは単なる「自分の欲求が表出しただけの妄想」ではないんです。

確かに「欲求」には違いないけど、多次元層を通して、実際に会っているんです。