前世占いでわかること 〜第3章〜 「死」があるからこそ、全てのトラブルが始まる

前世占いでわかること 〜第3章〜 「死」があるからこそ、全てのトラブルが始まる

「死」に対する不安が、全ての諸悪の根元・・・

 

死に対する不安、恐れこそが、最大の強敵

前回の記事で「どうやら『死』というものは、地球の外部から持ち込まれた観念である」ということはお話ししました。

前回の記事を読まれていない人は、面食らうこと確実なので笑、前回の記事を読まれることをお勧めします。

前回の記事:前世占いでわかること 〜第2章〜 なぜ「前世」があるのか?

そして、前々回の記事を読まれていない場合は、前回の記事から読まれても、面食らうこと請け合いなので笑、前々回の記事から読まれることをお勧めします。

前々回の記事「前世占いでわかること 〜第1章〜 前世診断の前に知っておくべきこの多層世界の構造」

量子物理学の世界では「究極的には、私たちの意識は私たちの世界と連動している」ということはわかっています。

そう、私たちの意識が世界を作っているのです。

「世界があるから私たちがいる」のではないんです。

「私たちがいるから世界がある」のです。

これはもう、数十年も前にわかっていることです。

そう、私たち一人一人が、この世界の創造主です。

それが、なぜかこの地球では奇妙なことに「寿命」という条件付けがある。

一人一人が自由に自分の世界を作ることができるはずなのに、その創造が「強制終了」を喰らう・・・

本来ならば、このような「強制終了」なんて無意味なんです。

「寿命という限られた期間があれば、本気で目の前のことに取り組むから充実した人生になる」?

いやいや、本来私たちの創造能力は無限であり、その創造にそのような条件付けなんて必要ありません。

創造が無限なのであれば、その面白さも無限です。

わざわざ「条件」など付けなくても、十分に創造は「面白い」のです。

「条件付けによって、ゲームのような面白さを求める」という考え方もあるでしょう。

最初から「無敵ゲーム」では面白くない・・・と。

でも、ある一定期間で人生をリセットしてしまうのは、その「得られる面白さ」よりも、不利な要素の方が大きいんです。

まず・・・、「死」によって、その人の魂なるものは変わりませんが・・・

記憶がほとんど消去され、環境、人間関係もほとんどがリセットされます。

そこまで継続して「創造」してきたことが、ほとんど洗い流され、ゼロにされてしまうのです。

そして、また別の生(せい)で生まれてくると・・・

記憶は全てゼロ・・・周りの環境もほとんど変わっている・・・

ところが・・・自分の魂自体は変わっていない・・・意識は変わっていないので・・・

記憶が全く残っていない状態で、前世の環境や人間関係が、また違った形で再編されることになる。

もちろん、問題もそのまま持ち越されます。

前世からの記憶が残っている状態であれば、取り組みやすいのでしょうが・・・

残念ながら、記憶がほとんど消されてしまっているので、訳もわからぬまま、もう一度「1(イチ)」からトライです。

以前は「魂の修行だ」のなんだの言われてましたが・・・

修行なのであれば、「自分はあの時こんなことをしたから、こんな目に遭ったんだ」としっかり理解できた方が、効率的なのは明白です。

生まれた時点で何も覚えていないので・・・なぜ、自分がこのような目に遭うのかわからない・・・

ほとんどの人はそれを確かめる術も知らない・・・

人生の莫大な時間を使って、「なぜこうなるのか」と自分探しをする・・・

魂の修行にしても、やはり「非効率」なのです。

こうなると・・・前回の記事でも申し上げましたが・・・

ある出版社の社長であるUFOの専門家がおっしゃる「地球は、宇宙人の罪人流刑の地である」というのは、ある程度まで納得がいくんですね。

わざわざ非効率な環境の中で魂の修行をしている・・・それはもう、「罰」に近い感じです。

そして、「死」があることによる1番の弊害は「不安・恐れ」なんです。

この世界にある不安、恐れ・・・その全ての発端は「死」から来ています。

なぜ、不安、恐れを感じるのか・・・

「自分ではどうしようもできない」と思っているからです。

「自分でなんとかなる」と思っているものであれば、不安にはなりません。

自分の未来は自分ではどうしようもない、外部の環境次第だと思っているから不安になるんです。

「自分ではどうしようもない・・・」 それはもう、「死」そのものなんです。

人間は今までいろんなものを克服してきた・・・でも、「死」だけは克服できない。

人生の最後の最後で、創造主である私たちが「死」という外因的なものに、自分の世界を委ねてしまっている。

この影響力はとてつもなく大きいんです。

最後の最後で自分の創造する権利を放棄してしまっている。

この世界での自分の創造は、最後の最後でタイムリミットが来ると、強制的に奪われてしまう・・・

自分の創造に「寿命」というタイムリミットが設けられているので・・・

当然、私たちの「創造」そのものにも、大きな制限がかかります。

こういった面でも、わざと不利な状況に設定されていると思わざるを得ないのです。

前述のように、この地球が「宇宙の流刑の地」ならば・・・

強すぎるエゴを持った人たちの、そのエゴを挫き(くじき)、スムースな創造を行えるよう、修行をするために作られた環境と言えるかもしれません。

自分の創造力に快感を感じた者は・・・次から次へと創造しても飽き足らなくなる・・・

そして、自分の創造だけでなく、他人の創造までをも奪おうとする・・・

「なぜか・・・俺よりもあいつの方がうまく創造できるらしい・・・」

本来ならば、その「あいつ」も自分が創造した世界の一部なのに・・・

自分よりも、自分の環境である「あいつ」の方が強くなる・・・

自分よりも、自分が創造した「環境」の方が上だと認めてしまう・・・

とうとう、その「あいつ」を打ち負かした。奪い取った。

一時的には自分の勝利・・・

でも、無意識に自ら「強くしてしまった」環境が、今度は牙をむく・・・

どんどん自分よりも強い奴が現れる・・・

そして・・・その結果が今の状態・・・

ひょっとしたら、元から「流刑の地」と決まっていたわけではないかもしれませんが・・・

元々そこに居た人たちのエゴが強くなり、さらにエゴが強い人たちをどんどん引き寄せた・・・ということなのかもしれません。

いずれにせよ、地球はこのような環境であり・・・

あなたの人生がうまくいっていないなら・・・「創造」がうまくいっていないということであり・・・

その理由は「不安・恐れ」・・・、突き詰めて言えば、「死」に対する「不安・恐れ」なのです。

 

実際のところ、「死」はとんでもないイカサマ、カラクリ

では・・・死んだらどうなるのか・・・

良い行いをした人は天国へ・・・悪い行いをした人は地獄へ・・・

ということではなく・・・

ヒーリングするために、亡くなった人をタロットで鑑定して見えてくることは・・・

どこか他のところに行った・・・というよりも・・・

同じところに居ながら、違う次元にいる・・・という感じなんです。

以前にも申し上げましたが・・・私たちの目の前には広大な世界があるように・・・見えます。

そう、見えるだけなんです。

この世界にあるもの全てを作り出しているのは、「素粒子」と呼ばれる非常に小さな粒子であり・・・

この素粒子が人間の意識と連動し、いろんなものを作り出しています。

それはまるで、スクリーン上の無数のドットが寄り集まって、一つの画像を見せているような感じです。

そう、「仮想空間」に近い感じなんです。

私たちはその中で足を地面に押し付けて移動し、電車に乗ったり、バスに乗ったり、いろんなところに行っているように思えるかもしれませんが・・・

実際のところ、動いているのは目の前の「素粒子スクリーン」であり、手や足に伝わっている「動いた感触」というのは、脳に送られてくる「電気信号」に過ぎません。

世界は目の前にありますが、実際にその世界が必要とする「スペース・面積・体積」は必要ありません。

すごく広大な空間の中を「動いている」ように見せられているだけなんです。

そして、このような世界を、私たちは自分を「起点」として作り出しているのです。

移動して場所が変わる・・・習慣が変わる・・・仕事が変わる・・・住所が変わる・・・

みんな「意識」が変わった結果として、私たちが自分を「起点」として作り出しているのです。

「死ぬ」ということは、私たちの意識の中にある「周囲の世界の設定」が変わるだけなんです。

だから、場所が変わるわけではない。

でも、亡くなった人はこちらとは設定が違うところにいるので、こちらからは見えない。

死んだとか、消えたとか、いなくなった・・・ではない感じなんです。

だって、いるんだもの笑

ただ、その人が生きているときは、例の「死」のウイルスが意識の中で「時限爆弾」のように作動していて・・・

どんどん終わりへの時間をカウントダウンしていく・・・

本当は身の回りの物も、人も、その存在は変わらないはずなのに・・・どんどん劣化する・・・老化する・・・

どんどん時計の針は進み・・・最終的にタイムリミット・・・終わりを迎えた。

もちろん、その人の意識は全然変わってないのだけど、自分が設定している周りの世界はタイムリミット・・・

ここで、「地球上のリアルな環境設定」のほとんどが外れてしまうようなんです。

自分の中で設定している周りの環境を、自分で「終えて」しまっているので、周りの環境はなんの意味も持たなくなります。

死ぬまでは、地球上の三次元的な周囲の環境の設定が生きていました。

だから、どこかに行こうとすれば電車に乗らないといけない・・・

身体を維持するためには、食べ物を食べて栄養をつけないといけない・・・

食べていくには、仕事をして、お金を得ないといけない・・・

そういったことも、元々は自分の潜在意識の中で設定されていたことなのですが、それが全て無効になる。

そうなると・・・世界がいきなり軽くなる・・・

目の前に、生前あった世界はあるのだけれど、その世界の三次元的な束縛がほとんどなくなる・・・

どこへでも行ける。

地球上では移動の制限がほとんどなくなります。

地球以外の星でも、自分の意識の周波数と合う範囲であれば行けます。

あくまで「自分の意識の周波数と合う範囲内」です。

他の惑星へと行くことができる条件は、「地球の周波数と異なる状態になった」時です。

ただ、ほとんどの人が、このような「どこへでも行ける」状態をしばらく続けた後・・・

以前とは異なったステージを選び、地球上の私たちがいる世界に戻ってくることになります。

自分の意識の中で、以前の自分の環境の設定が「終わってしまっている」ので、仮に同じ環境に生まれてきたとしても、時期は異なります。

「以前と同じ自分にもう一度生まれ直す」ということは、難しいようです。

このように、意識は全く変わっていません。

でも、例の「死」のウイルスが、「リセットする」設定を私たちの意識の中に植え込んでしまっているので・・・

どうしても強制的に環境が「ゼロ」にされてしまうのです。

「死」に関する話が長くなってしまいましたが・・・

実はこれが、ここからあなたの人生を変えていく重大なヒントになるのです。

 

全てはあなたの意識の中で設定されている 〜「死」でさえも〜

ここまでお話をしてきて、あなたに気づいて欲しいこと・・・それは・・・

「死」ですらも、外部からのウイルスが発端だったとしても・・・

あなたの意識の中で設定されているということなんです。

「死」は、あなたの意識の中で、あなたの環境が変わっただけです。

結果として、あなたが居る空間が変わってしまった・・・

あなたは自分の意識を設定することによって、どんな場所へでも行ける・・・

どんな状態に自分の身を置くこともできる・・・

全ては、あなたの意識の中の「環境設定」の問題なのです。

死も・・・未来も・・・

本当は、死も、あなたが望む未来も同系列です。

行き先が変わる電車に過ぎない。

実際に、この世界を収容するためのスペースなんて必要がないので・・・

あなたの意識が選ぶ、何千、何万、何億、何兆通りもの世界が、無尽蔵に用意されている・・・

本当は、あなたは自分が望む世界を創造できる力が与えられている・・・

それを阻むのは、「死」と同様に、あなたの中にある「勘違い」とも言える観念なのです。

 

次の記事:「前世占いでわかること 〜第4章〜 果たして前世の影響はどれくらいあるのか?」