Livin’ on a prayer

Livin’ on a prayer

祈りは科学的に効果的なメソッド・・・

 

 

We’ll make it I swear…

なぜ、僕たちの人生でうまくいかないことが起こるのか・・・

その一つに、みんな言葉の威力を軽く見過ぎなんですよね。

僕たちが生きているのは・・・思念の世界です。

これは科学的にも証明されつつある・・・

その「思念」がどうやって、一番最初に外の世界に表出するのか・・・

そう、「言葉」になって表出するんです。

実際は・・・耳で聞こえる言葉に出さなくても・・・

頭の中で考えるだけで・・・それは現実に反映されている・・・

ただ・・・数え切れないほどの思念が積み重なり、安定した環境を作り出しているこの世界では・・・

あなたが一瞬思ったことが、目の前に明らかな変化として現れる可能性は確かに低い・・・

でも・・・それでも間違いなく反映されているんです。

なぜ、そんなに大きな変化として起こらないのか・・・

ひょっとしたらあなたが考えていることが、日常のあなたの思考パターンの範囲を大きく抜け出すものではないのかもしれない・・・

あなたの表面上の意識は、全意識のおよそ3%・・・ことによるともっと少ないかも・・・

そんな全体の3%でしかない表面上のあなたが、1日8万6400秒中のたった10秒やそこら考えを変えたところで、この世界全体に与えるインパクトはたかが知れている・・・

でも・・・

とてつもない量の思念でできているこの世界において・・・

その圧倒的な物量差を飛び越えることができるメソッドが存在する・・・

それが「祈り」なのです。

この世界がなかなか変わらない原因として・・・目の前に見える世界のリアルさがあります。

安定しているこの三次元の世界では・・・目の前に確かに物が存在しているように見える・・・

物が存在している・・・ということは・・・

その物の状態が、少なくともある程度の期間は変化しないように「見える」ということなんです。

そう、変化しないから、目の前に「確固としてある」ように見える・・・

でも・・・

実際のところ、素粒子という非常に小さい「つぶつぶ」が、物があるように見せているにすぎない・・・

そう、それはまるで、スクリーンの一つ一つのドットが寄り集まって、全体で「画像」であるように見せているにすぎない・・・

「確かにそこにある」ように見せているに過ぎないのです。

確かにそこにモノがある・・・空間がある・・・人がいる・・・

みんな「そうである」ように見せられている・・・

本当は「世界」などなくて、あなたの「意識」だけがそこにある・・・

では、ここで改めて、なぜ、世界が変わらないのか・・・

あなたが目の前にある世界を、たった一つの「事実だ」と捉え、それを絶対のものとしているから・・・

本当はない、あるように見えているだけなのに、「ある」と心の奥底から「信じ込んでしまっている」・・・

でも・・・

目の前に本当は空間などない、モノなどない、人などない・・・

空間などなく、まるで目の前に・・・

そう、広い世界があるように見える・・・

でも、実際は世界などない・・・

あるように見えているだけだから、本当はそんなに大きな空間は必要ない。

そう、世界なんてない。

あなたの内面に連動して、あなたが「〜だ」と信じている光景を、あなたは見せられているだけ。

そして、観念の数だけ、その観念に合うように作られた「世界」というスクリーンがある・・・

あなたがある観念を選ぶと、その観念と合致する世界をあなたは経験することになる・・・

そう、本当は「空間」なんてないんだから、あなたの観念の一つ一つに合わせた世界は無数にある・・・

空間なんてないから、どれだけ世界があっても場所に困らない・・・

安定しているように見えるこの世界も・・・あなたが困らないようにあなたの周りの世界が安定しているだけ・・・

あなたが気まぐれで自分の考え方をちょっと変えたとしても、あなたが慌てないように、あなたの周りの世界だけは安定した状態で、ゆりかごのようにあなたを包んでくれる・・・

でも・・・実際はあなたが考え方を変えて、それを維持すると・・・

あなたの周りの物理世界は変わっていないように思えても、それは周りのゆりかごが安定しているだけで、外の世界は激変している・・・

これが世界の仕組みなんです。

でも、周りの世界はあまりにリアルで・・・あなたの目線は完全にロックオンされ、その世界を事実だと信じて疑わない・・・

いや、疑おうとしても、いずれそのリアルさに圧倒される・・・無理して「そうじゃないんだ」と思い込もうとしても、反動による揺り戻しの方が大きくなる・・・

そんな世界で、あなたがちょっとやそっと考え方を変えたところで・・・

周りのリアルさに圧倒されるのが関の山・・・

じゃあ・・・どうするのか・・・

ゆっくりと深呼吸をして・・・あなたの体を緩めることによって、周りの世界に明敏になっているあなたの感覚をも緩めてあげる・・・

そして、目を閉じて、周りの世界からほんの一瞬でもいいから身を引く・・・

そこで感じる穏やかさ・・・静寂はあなた本来の姿・・・

周りの世界に振り回され、身を固め、心配しているあなたとは程遠い、本来のあなた・・・

その時のあなたは、この世界を創造する者としてダイレクトに宇宙と繋がっている状態・・・

周りの環境というまやかしに左右されない、実は本当に力がある時なのです。

そこで捧げる祈りこそが・・・実はこの世界で最強なんです。

前世も他人の霊的な影響もカルマも関係ない・・・

そういったストーリーを通り越えて、この世界の創造の原点とつながった時なんです。

別に年に一度の特別な機会でなくても、特別な場所に行かなくても、特別な意識などなくても、あなたはいつでも目の前の世界を一瞬、無効にできる・・・

どんなカルマがあっても、どんなに困った状況においても、あなたの前世だとかそんなものを超越したスタート地点の本来のあなたに戻って、この世界を再構成できる立場になれる・・・

そこで、こう宣言してください。「〜できました。ありがとうございます」と・・・

要は、ほんの少しでいいから、目の前の世界を「変えようがない絶対的な事実」として採用してしまうのをやめるということなんです。

この瞬間の力は凄まじく、どんなものも超えてしまいます。

世の中では積極的に動きまわり(時にはそれがいい時もありますが)、抜け目なく立ち回り、先の先まで見越して、時には強引に、時には狡猾に・・・が必要とされるように見えますが・・・

この自ら目の前の世界から身を引き、その静けさの中で宣言する力に勝てるものはありません。

折を見て、静かになり、祈りを捧げてください・・・

目の前の光景に反応し、慌てて動き回る状態とは180度逆の姿勢を選んだ時・・・

そこにあなたの本当の強さが訪れます。