スピリチュアルは厳然とした科学

スピリチュアルは厳然とした科学

実はよっぽど科学的・・・

 

物理学もその他の科学も・・・

ある物理学の先生にお伺いしたのですが・・・

物理学であれ、化学であれ、「科学」というものを突き詰めていくとみんな「宗教」になってしまうらしいんです。

つまり「精神の話」になってしまうらしいんですね。

僕たちの世界は100年前と比べると、本当にいろんなことがわかるようになってきています。

そして、100年前では考えられなかったようなことが、今可能です。

そう、知らない時は「夢物語、戯言」・・・

でも、解明されると「当然のもの」となる・・・

この流れを見ていると、目の前に見えない、感じないというだけで否定してしまうのは、本当に「もったいない」と言わざるを得ません。

こんなことを言っている僕も、10数年前まで唯物論主義者でした。

まあ、いろんな精神論的な意見があるのはわかりますが、「そうは言っても結局はね・・・」という感じで、現実しか見ない人間でした。

でも・・・今だから言えるのは・・・

スピリチュアルって本当に「科学的」なんです。

確かにふわふわしているように見えるかもしれない・・・

人によって意見が変わるかもしれない・・・

でも、それはそもそも「思考の精妙さ」が原因とも言えるんです。

素粒子という非常に小さな物質を「思考」によってつなぎ合わせているとも言えるこの世界・・・

私たちの環境全てにおいて「思考」が絡んでいます。

いつも思考が飛び交っているこの世界・・・

その中でターゲットを決めて、その情報を引き出すのが・・・

タロット・・・というわけなんです。

すごく単純だけど、すごく精妙なスピリチュアルの道具です。

私たちには「引き寄せの法則」というものがある・・・

強く思い描けば、実際に思い描いたものが目の前に現れるという法則が・・・

でも、それって、私たちが見ている目の前の世界が、内面の反映である以上・・・

そう、「引き寄せている」ように見えて、自分で目の前に描いているに過ぎないんです。

あなたの意識があなたが居る世界を作り出している・・・

それはあなたの周りだけではありません。この世界全体です。

でも、「あなた」という表面上の意識には、あなたの周囲しか把握できないだけ・・・

実は、全意識はこの世界全体を把握している・・・

何かを知りたくて、タロットに問う時・・・

あなたは全世界に繋がっている意識から、自分が欲しい部分をカードに映し出しているだけなんです。

でも、思考は移ろいやすい・・・というよりも、多すぎるんです。

1日にだいたい6万回と言われている思考・・・

ついさっきまで「やろう!」と思っていたことでも、2分後には「やっぱりやめよう・・・」なんてしょっちゅうです。

一度目を瞑り、何も考えないようにすれば、思考がどれだけコントロールしにくいものなのかがよくわかります。

そう、何も考えないようにしても、気がつけば考えている・・・!

人が何かを考える時・・・それをどんな風に考えるのか・・・

ネガティブに考えるのか、ポジティブに考えるのかは、その時の感情、体調、環境など様々な要因が影響します。

起きている時間を1日18時間としても、18時間を6万回で割ると、1秒につき1つの思考が生まれている計算になります。

そして、その一つ一つが外界に投影されています。

とてもじゃないですが、その思考の一つ一つをコントロールできないんですよね。

その思考もカードは拾います。

78枚のカードに描かれている絵柄、数秘術的な意味合いなど、そのエッセンスに合致する思考を、カードは細かく拾うのです。

ということは・・・

1秒間に1つの思考を行なっているならば、今と2分前とではやはり考えていることも違いますから、同じように思える状況も微妙に異なっているということなんです。

これが鑑定ごとのズレの原因の一つでもあります。

あなたの思考、カードを扱う人の思考、周りにいる人の思考・・・

そしてその場にいなくても、あなたのことを考えていた他の人の思考・・・

そして、過去にその占術をしているところにやってきて、念を残していった多くの人の思考・・・

本当にいろんなものが絡むんです。

そうなると、同じことを占っていても、やはり結果はある程度は異なったものになります。

でも、これも全て「思考の精妙さ」ゆえのこと・・・れっきとした「科学」なんですね。

そして、この思考の精妙さ・・・この世界の成り立ちを教えてくれる本が・・・

投影された宇宙:ホログラフィック・ユニバースへの招待 

マイケル・タルボット

この本なんです。

普通、スピリチュアルの本って、好みがものの見事に分かれるので、評価もまちまち・・・

他の分野の本と比べると、口コミの評価も高くないものが多いのですが、この本は別格かな・・・と思います。

権威ある物理学者の実験結果などから導き出されたアイデアが紹介されており、ふわふわのスピリチュアル系にはアレルギー反応を出しそうな人も納得の一冊のようで、評価が非常に高い本です。

なぜ信じられないのか・・・裏付けがないから、確かめようがないからなんですよね。

でも、しっかりと解説してある本なので、その辺りはおすすめです。

ただ、ちょっとムズイんですよね笑

でも、しっかりと理解して、これからの人生に生かしたい人には良書だと思います。