Still Alive 〜可能性は永遠に死なない〜
最後のピースは必ず手に入れる・・・
何一つ終わりじゃない

この世界の性質上、目の前の世界にあるものの中で・・・
何一つ確実なものはありません。
本当に何一つないんです。

目の前の状況がたとえどのように見えたとしても・・・
それは確実でなければ、事実でもないんです。

私たちの世界の全てを形作っている素粒子・・・
その素粒子は私たちの意識と連動しています。

周りの世界が先にあるのではなく、私たちが意識して「見る」から周りの世界がある・・・
「あるものを見る」のではなく、「見るからある」・・・

これを日常生活で実感するのはなかなか難しいところです。
でも、量子物理学において証明されているこの仕組みを考えると・・・

目の前の景色は、前からあるわけではないんです。
見るからある・・・

見るとそこに存在し・・・見るとそこに存在する・・・
その一瞬、一瞬を繰り返す・・・
それがこの世界の仕組みです。

まるで繋がったフィルムのように思えるかもしれませんが・・・
これが単なるフィルムではないんです。

「あるものを見る」のではなく、「見るからある」ということは・・・
周りの世界が確固なものとしてあるわけではない・・・
つまり、周りの世界にストーリーなどないのです。

だって、私たちが自分が「見る」と決めているものを周りに映し出しているのです。
ということは、周りの世界に「〜したからこうなった」という「原因と結果」のストーリーがあるわけではなく・・・

そう、私たちが自分の中で勝手にストーリーを作り上げているんです。
外に絶対的な状況も環境もストーリーもないんです。

だって、外の世界は内面の反映なんです。
ということは・・・私たちの内面が一瞬、一瞬、外に映し出されている・・・
ということは・・・私たちの内面の中にストーリーがあるんです。

確かに幾つもの前世を超えて、今世に私たちがいる・・・
そして、その前世において私たちはいろんなことを経験し、いろんな観念を身につけ、その観念にしたがって周りの人たちは動きます。考えます。
でも・・・たとえそうであっても・・・

鍵は私たちの内面にある・・・
そう、ストーリーは外にはない。あなたの中にあるんです。

そう、外の世界はあなた自身でいつでも変更可能なフィルムだったんです。
繋がっているように見えても繋がっていない・・・

たとえ周りの世界がどんなにざわついているように思えても・・・
たとえ周りでどんな人が騒ぎ回っているように思えても・・・

そこに本当は理由はない・・・
理由はあなたの中にあるんです。

外に絶対的なストーリーなどない。
むしろストーリーはあなたの中にある・・・
ということは・・・

可能性が全くないように見えても、実はその可能性を決めるのは「あなた」
あなたがあきらめない限り、可能性が「ない」というのはありえないということなんですね。

でも・・・時には全く可能性がないように「見える」・・・
それはなぜか・・・?

あなたが答えを人に求めるからです。
あなたの内面の反映でしかない、他の人に意見を求める・・・
そうすると、あなたの弱気な内面をさらに固めるような答えが返ってくるのは明らかです。

だから、いつも申し上げているんです。
「できるかぎり、あなたが心地よいと思える環境に身を置いてください」と。

あなたがまず、あなたを認める。
そのためには、周りの人もあなたを認めるような環境に、自分を置く必要がある。

あなたがあなたを認める・・・ということは、あなたが自分を大切にするということ・・・
あなたが自分を大切にすれば、自分によって違和感がある環境を選ばなくなる・・・
周りの人もあなたをサポートしてくれるようになる・・・

そのサポートは、あなたを本当にやりたいことへと導いてくれる・・・
だから、環境は大切なんです。なぜなら、環境もあなた自身だから・・・

あなたが自分のやりたいことに真摯であれば・・・環境があなたについてくる・・・
そうすれば・・・

あなたはあきらめてしまうような環境に自分を置かなくても済むようになる・・・
あなたが心地よい環境にいて、心地よい気分になれば・・・
文句なしにあなたの内面が変わっていく・・・そうすれば、周りの世界も変わる・・・

ただ・・・そうしても・・・時にはうまくいかないように「見える」こともある・・・
でも・・・可能性は絶対に死なない・・・
なぜなら・・・

一瞬、一瞬、「あなた」がこの世界を創り出しているから・・・
周りの世界があなたを振り回しているのではない。
あなたの中に何か以前の癖で引っかかる部分があって、それがたまたま反映されただけかもしれない・・・

この世界は本当は「素粒子」という非常に小さな粒子が集まって創り出している「スクリーン」・・・
そこに大きな「世界」という空間があるように見えますが、そんな世界などは存在しません。

世界なんて本当は薄っぺら・・・
我々の内面の潜在意識において「壮大な設定」がなされていますが、同じ世界でもいろんな可能性の世界がたくさん重なり合っている・・・

あなたがあの人と結ばれている世界・・・
あなたが憧れの国にいる世界・・・
あなたが大切な人たちに囲まれて、毎日穏やかに暮らしている世界・・・

同じ世界であっても・・・地球であっても・・・
そのような可能性に従った世界が無数にある・・・あなたが思いつく可能性の分だけある。

なぜなら、世界はあなたの内面の反映だから・・・
世界があるからそれが見えるのではなく、あなたが見るから世界があるのだから・・・

いくつもの「可能性の世界」が絡まり合い、混ざり合い、交差していく・・・
そこにはあなたが「こうなってしまった」と決めない限り、確定済みのものはありません。

あなたはその「可能性の世界」を波乗りのように、乗り移っていくだけ・・・
あなたが「自分の中に作ってしまったストーリー」にこだわらない限り、可能性は絶対に死なない。

まなざしから放たれるのは希望・・・
何一つ終わりはありません・・・
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