縁を切る〜世界を自ら変えていくことの重要性

縁を切る〜世界を自ら変えていくことの重要性

みんなこれになかなか気づかない・・・

 

なぜ、僕たちの世界に時間があるのか・・・

今日はかなり深刻で真剣な話ですが、思い悩んでいる人ほど読んでください。

耳当たりのいい話は清涼剤にはなっても、本当に人を動かす力にならないこともあるので・・・

かと言って、最終的にあなたの気持ちをくじけさせることにはなりません。

いつもこのブログでお話ししているように、あなたがやりたいことをあきらめさせる要素は何であれ、あなたのプラスにならないのです。

ちょっとサイエンスな話になるかもしれませんが・・・

点の世界が一次元・・・平面のイラストの世界が二次元・・・

そして、それに奥行きが加わると三次元となるのですが・・・

その三次元に変化が加わると「四次元時空間」になります。

つまり奥行きのある三次元に「時間」という要素が加わるんです。

なぜ、「時間」という観念があるのか・・・

「変化」を表す必要があるからです。

どうして「変化」を表す必要があるのか・・・

この世界で表す変化は・・・

あなたの内面が外界に現れます。つまり・・・

外界の変化はあなたの内面の変化なのです。

外の世界を変えようと思えば・・・

あなたは自分の内面を変えないといけません。

そして、あなたの内面が変わったのかどうかを確かめるためには、外の世界を見る・・・

あなたの内面が変わったということを如実に知ることができるのがこの世界なんですね。

僕は仕事でよく亡くなった人とコミュニケーションを取ることがあるのですが・・・

特に自殺した人には共通の状態があるんです。

自殺した人というのは、自分の思いをどうしてもコントロールできなくなり、そこから逃れたくて自殺するんですね。

そんなもん、どんな状況だって生きていけるんです。

借金が山ほどあるなら破産しても生きていける・・・フられても他にもいい男なんて山ほどいる・・・

そういったことが一人の人生を強制的に終わらせるなんてあり得ません。

でも、そういったことが、その人の気持ちを挫けさせ、その人が自分の気持ちから逃げたくなる・・・

自分の気持ちを処理できない・・・だから楽になりたい・・・

ただ・・・人はこの世を去ると、自分の持っていた思いや観念が自分の周りに反映されやすくなります。

私たちがいる三次元の世界は、周りの環境が安定しており、少々マイナス思考を抱いてもそれがすぐさま自分の身を滅ぼすことはあり得ませんが・・・

この世界を去ることを選ぶと・・・それは無くなります。

つまり自分の思いが、即座に、如実に周りの世界に現れることになるのです。

自分の思いをコントロールできずに自殺した人が、そのような次元に入っていくとどうなるのか・・・

そう・・・コントロールできなかった自分の思いに縛られ、それがそのまま自分の周りの世界に現れます。

ということは・・・むしろ「死」を選び、この世を去る前よりもさらに変化しにくくなります。

自分の思いを自分の環境に反映して、それで自分を取り囲み、そこから動けなくなるのです。

当人は逃れたい・・・変わりたいと思っている・・・

でも、目の前の世界は自分が縛られている思いをそのまま反映してきて、さらに自分を自分の思いの中にとどめるように説得してくる・・・

ある意味この三次元の世界はまだ楽なんです。どれだけ落ち込んでいても外に出たら、暖かなお日様が照らしてくれる・・・

だから自殺した人とコミュニケーションを取ると、なかなか頑固で「学び」というものがありません。

いつまでも自分の思いに、自分の世界に縛られる・・・

しかもこの人たちがいる世界は変化を表す「時間」がないから、何百年、何千年とそこにいてもこの人たちは気づかない・・・

だからこそ、この世界に、この三次元の世界にいるときに、自分の思いをコントロールする・・・ということが大切なんです。

コントロールすると言っても、何も自分を鍛錬して、ガチガチになって、修行する必要はありません。

ただ、自分の思いに素直に、自分の気持ちを信じて、自分がしたいことを実践していく・・・

内面が明るくなり、外界が変わる・・・そうすると次のステップが待っている・・・

自分の人生を変えようと思えば・・・内面を変えること。

内面を変えると、外界は変わろうとします。

でも、逆に外の世界を強制的に変えることによって・・・

そう、内面が変わることもあるのです。

環境を変えること・・・例えば引っ越しなどをすれば、それは「今までの日常生活のペースを変えます」という大きな宣言にもなるので・・・

その引っ越しによって、むしろ外界を強制的に変えることによって、内面もある程度変わることになります。

また、あなたの思いは外界の様々なものに宿ります。

ということは・・・あなたのこれまでの思いが宿ったものをたくさん捨てること・・・つまり「断捨離」はやはりあなたの内面を変えることになります。

そして、一番大きな「外界を操作して内面を変える方法」は・・・

人間関係の断捨離なんです。

あなたの周りの人は・・・元はと言えば一つの「あなた」です。

あなたに嫌なことを浴びせてくる周りの人は、根元ではあなたの単なる「弱気さ」を表現しているだけです。

つまり自分の内面にあるものを外界に反映して、自分を追い込んでいる・・・

この記事の冒頭でご紹介しました、自殺した人と同じ状況になっているんです。

ということは・・・周りの人の言葉の影響を受けて自分がやりたいことをあきらめたり、暗い気持ちになるのは・・・「自分を殺している」のと同じなんですよね。

どうして私たちの命がこの世界にあるのか・・・命は「表現」なんです。

本来は一つの存在だった僕たちが、バラバラに分かれて、それぞれが固有の特別な経験をする・・・

そうすることによって、僕たちの世界はお互いがその経験を共有して、さらに豊かになる・・・

僕たち一人ひとりがやりたいことをして、それによって世界がさらに豊かになるのです。

この世を豊かにした発明のほとんどが、その人本来の衝動に突き動かされた結果です。

マイナスの思いが世界全体のワクワクに貢献することなどあり得ないのです。

それなのに、やりたいことを持っている人に、周りから信憑性のないネガティブな情報をどんどん吹き込んで、思いとどまらせるなんてあり得ません!

しかもそのほとんどが、「私にはそんなことできていないのに、あなたがやるなんて!」という嫉妬なのです。

そのような動きはみんな本来の世界の動きからマイナスなんです。

あなたがその人たちを変えることなんてできません。

その人たちにはその人たちの過程があり、その人たちが自ら気づくまでは、他の存在にはどうすることもできない。

その人たちはたまたま、あなたのネガティブな周波数と合う部分を持っているから、あなたのネガティブな思いを代弁するために出てきているだけなのです。

昔からの友達であっても同じです。

前からお話ししていますように、本当は前世、今世、来世の切れ目がありません。

前世において、あなたのどこかにネガティブな要素があり、それにその人たちが釣られて集まってきた。

そうやってできた環境が、今世になってもまた継続しているだけなのです。

縁を選ぶのはあなたです。

そして、「どうしても維持しておかないといけない」縁などありません。

前世からの「カルマ」など、お互いに消化しあわないといけない縁もありますが、そのカルマにしてもその人だけを対象にして解消しないといけないわけではないのです。

つまり、他の人に奉仕するなどの行動でも埋め合わせることができます。

 

自分を変えようと思えば、自分にとって嫌な「縁」を切る覚悟をしてください。

そうしないと、いつまで経ってもまだ自分の中に残っている「マイナス因子」を反映してあなたに辛辣な言葉を浴びせてくる周囲の人によって、あなたが自ら苦しむことになる・・・

自家中毒ですよね。

人間関係の中でも、あなたにネガティブな情報をもたらしてくるもののほとんどは、その歴史がかなり長い関係性・・・つまり「親しい」関係です。

親しくなればなるほど、あなたの内面を反映しやすくなるんです。

ということは・・・あなたを惑わす人間関係で、親しければ親しいほど・・・

つまりその関係性の歴史が長ければ長いほど・・・

過去にあなたに対してマイナス要因を与えた関係性であるということになります。

あなたがこれまで苦しんできたこと・・・その中の多くに今、目の前であなたに辛辣な言葉を浴びせてくる人たちが関わっていたとあなたにはわかるはずです。

そして、その人たちも「自分の思い通りにしたい、自分より上にいくなんて許せない」というエゴだけで、あなたの人生をあなたが望む方向とは違う方へとねじ曲げたことはわかっているはずなんです。

なのに、それがわかっていながらも、まだあなたの人生を左右しようとする!!!

なぜそんなことが起きているのか・・・まだあなたが繋がりを維持しているから・・・それだけです。

自分の人生を変えるには・・・内面を変えることが大切ですが、その内面が現れた外界との関わりが本当に大切です。

自分の人生を変える・・・何もその先にいばらの道が待っているわけではなく、単にあなたは自分が望む方向へと進みたいと思っている・・・

それを思いとどまらせようとしてくる、世界の動きと逆行している人たちを敢然と拒絶する勇気を持ってください。