愛をもっと

愛をもっと

なんとかできるのはふとしたスマイル・・・

 

愛なのか、愛じゃないのか、執着なのか?

これも非常によくあるご質問です。

「彼と結ばれるには執着を無くさないといけないんですよね?」

「私のこれは愛ですか?執着ですか?」

「執着を捨てるには『好き』という気持ちを無くさないといけないんですか?」

「彼のことを『好き』と思うことは良くても、彼と結ばれたいと考えるのはいけないのですか?」

 

 

 

 

 

・・・。

 

 

 

 

 

 

 

考えすぎです笑

 

 

 

 

 

いや、笑っちゃあいけないんですが・・・笑

でも、本当にそうなんです。

あなたが自分だと思っている意識は「顕在意識」であり、表面上の3%です。

実際にはもっと小さい割合だと言われていますが、いずれにせよすっごく小さい部分しか見えてないし、感じられていないし、把握できていないわけです。

3%でしかない部分に、残り97%のどっかにある原因を探し当てるのは至難の技で・・・

そして、ヒーリングをやってると、どう考えても相談者様が生まれてからの人生で経験したことではないことが原因になっているケースなんて日常茶飯事です。

つまり、原因が前世にあるんですよね。

でも・・・お客様の中には「私は前世なんて信じてないんです」という方もいるわけで・・・笑

そうなると、どう説明していいやら・・・笑 ややこしい話になります。

だって・・・前世に答えがあるのに、前世を信じていない人にとっては、その答えすらないのと同じで・・・

いつも申し上げることなんですが、もうご本人にはわからないところに答えがある・・・としか言えないんですよね。

正直に言えば、「執着しているかどうか」が結ばれない原因の大きな要素になることは全くないとは言いませんが、それでも大きく見積もっても30%くらいかもしれません。

それくらい、ご本人が「私が執着しているから結ばれないんだろうか・・・」とか思っていることは重要ではないんです。

表面上の意識の3%が執着しているかどうかなんて大した問題ではなく、もっと大きな原因はその下の97%にあるわけですから・・・

むしろ、その下の97%が無意識のうちに、表面上の意識である3%のあなたに執着させているのかもしれないわけで・・・

そうなると、尚更キーはその下の97%にあるわけで・・・3%のあなたに抗うことなんてできないわけです。

ただ・・・とは言っても、普段のあなたの小さな思考の一つ一つが降り積もって、より大きな97%の潜在意識になっているわけで、その降り積もっていく一つ一つの思考を良くしたほうがいいのは言うまでもありません。

船と一緒で放っておくとどんどんん今までの惰性で流されてしまう・・・

でも、これまた船と一緒で、思いつきで何か小さいことをやったからって、そんなにすぐに方向性が変わるわけでもない・・・

これが難しいところなんですよね。

「じゃあ、考えを変えていけばいいのか」とイメージングで喜びに浸る時間を増やしてみたり、自分が望んでいることを何度か宣言したりして(アファメーション )、少しでも自分の考えを変えていく・・・

これはこれで悪くはないんですが、それでもうまくいく人といかない人がいる・・・

1日のうち20分程度イメージングしたところで、その他の時間で否定的なことを考えていては効果が出ないのは誰が考えてもわかることです。

「必要なのは自分の意図である。なので、とにかく『私は〜する!』と宣言するべき」という意見もありますが、これも効果があるのはその宣言した人の意識状態がある程度健全であるケースに限られます。

今までうまくいかないことずくめだった人が、いきなりちょっと宣言したり、少し空想したところで、到底追いつかないんです。残念ながら・・・

そのイメージングやアファメーション の他の時間は、もう意識できるかどうか微妙なラインで・・・いや、もうほとんど無意識に「でも、やっぱりうまく行ってる自分なんて想像できないや・・・」となっている。

表面上の3%に対して、「うまくいっていない」感触が染み付いてしまっている97%が大きすぎるんです。

もう、ご本人が生まれてきてから「自分のアイデンティティーだ」と言えるくらい染み付いてしまった感触になってしまっている・・・

もちろん、そんな今までの人生が暗かった人でも、マーフィーの書籍に書いてあるようにうまくいく場合がある・・・

でも、それはほとんどの場合、「もう、これ以上は自分ではどうしようもない」と思えるくらい追い詰められている人です。

それまでの自分のやり方を維持していては絶対にダメだと、どうしようもなく追い詰められるところまで来てしまった・・・

そうなると、自分が無意識に持っていたこだわりは解けてしまい、新しいやり方を受け入れていくようになります。

要はどうすることもできないくらいにまで追い詰められてしまって「もうこれではダメだ。新しい方向へと向かう」と気持ちを切り替えることができるのか・・・

もちろん、それまでの97%エリアへの蓄積があるので、切り替えてもすぐには変わらないことも多い。でも、追い詰められて「このままではダメなんだ」というショックが大きければ大きいほど、その切り替えを維持する意思が強い。

意思がしっかりと固まるんですよね。だから、ある程度信仰心がある人は強いんです。マーフィーを実践してうまくいった人の多くがキリスト教の国の人であることも偶然ではないかもしれません。

正直に言えば、絶望的な状況というのは、過去にあなたが「変わりたい、幸せになりたい」と思った・・・そんなあなたに対しての答えであることも多いんです。

そこまで絶望的な状況になってしまうと、いくらなんでもこれまで通りには物事が進められなくなる・・・

無理やり自分のやり方を変えざるを得なくなる・・・

その絶望的な状況は本当は福音なのかもしれません。

要はあなたが意地でも「変わるんだ」と決めること・・・

決めてそれを維持して・・・天秤のバランスが変わるのを待つ・・・

ただ・・・「変わるんだ」と決めても、自分がどこの方向へと向いていけばいいのかわからない時もある・・・

もちろんそうです。この記事の前半でも申し上げましたように、原因はあなたにはわからないところにあることが多い・・・

 

そんな時の判断基準が・・・愛なんです。

愛は全ての源です。この世界は愛からできています。これは疑いの余地がありません。

一見、愛なんかで動いているようには見えない・・・

もっと違ったもの・・・エゴ・・・駆け引き・・・力づくで動いているように見えるかもしれない・・・

気が狂っているように見えるかもしれない世界です・・・

でも、やっぱり愛なんです。

ただ、自分が好きなもの、どうしても心惹かれるものに自分の視線を向ける・・・

それだけです。

こう言うと「自分が嫌な人でも愛さないといけないのか」とか決まって言う人がいるんですが・・・

そうじゃないんです。そんな極端論じゃありません。

「愛するか愛さないか」とオール・オア・ナッシングじゃなくて、ただ単に好きな人、好きなもののことを考えると心地よい・・・

そんな時間を増やすだけです。

じゃあ・・・この場合はどうなるんだろう・・・あの場合は・・・

なんて考えないでください。

自分が心地よいか心地よくないか、それだけです。

 

この世の全てが愛でできている以上、愛は問題を超えます。

だから、考えすぎてややこしい時は一旦、愛を選ぶのです。

だって、そもそも問題がない状況であれば、いちいちそのことをあまり深く考えないはずなんです。

ご本人が「考える」ことによって知らぬ間に「問題」にしてしまっているんですよね。

あなたがこちょこちょと思考を弄ったところで、あなたにできることはあまりないんです。

それを考えると、「どこどこの占い師に『それは本当の愛じゃなくて執着です』と言われた」だとか、「いいかげんあきらめなさい」と言われただとか、あまり問題ではないんですよ。

「好き」と言う気持ちが生まれた時点で「愛」です。あとはご自身の中で「でも・・・」というハードルをどこまで上げているのか・・・というだけの話です。

「愛」は「愛」です。あなたが勝手に「愛」ではない対抗馬を自分の中でぶつけているだけなのです。

「執着?その通り執着してますよ。それが何か・・・?」ってなくらいでもいいかもしれません。

ただ、「愛している」のであれば「焦らない」ことです。

なぜ、先のことまで必要以上に知りたがるのか・・・なぜ、できる限り自分のペースで進めたがるのか・・・

それは焦っているからです。

なぜ焦るのか・・・それは「なんとかしないとダメになるかもしれない」と思っているからです。

駅にある表示板に「次の電車は●●駅を出ました」と表示されているのに、その電車をなんとかしたいと思いますか?

あなたが何をしようが考えようが確実に電車は来ます。

それくらい単純なことなんです。

日常生活のいろんなものに愛を落としてください。

このブログのヘボ鑑定師兼ヒーラーも面倒くさがりなので、時には「こりゃ〜もうダメですね。あきらめてください笑」とか言うかもしれません。

でも、そいつの言うことすら聞く必要はないわけです。だって、好きなのはあなたなんだから・・・

でも、好きならば必要以上に焦らない・・・それだけです。