For Every Mother To Be …

For Every Mother To Be …

私の鑑定の経験では恋愛に問題を抱えている女性のうち80〜90%の女性が、子供の時にご両親との関係性において問題を抱えています。最近はお父さんも積極的に子育てに関わる人が多くなってきましたが、それでもやはりお母様のお役目は重大です。では、お母さんはどうすればいいのでしょうか・・・?

子供は自分自身でやりたいことを知っている

子育ては大変です。特に初めてのお子さんは大変だし、2番目のお子さんもすでにある程度慣れているとはいえ、子供は敏感にお兄さん、お姉さんと自分との違いを感じます。

最初のうちは本当にバタバタでテンパりますよね。

泣き止まないし、熱を出すし・・・

これほど言うことを聞いてくれない存在はこの世にないのではないかと思うくらい・・・

でも、大きくなってきたからといってある程度楽になるかといえばそうでもない・・・

親から見れば10歳であろうが20歳であろうが30歳であろうが、子供は子供・・・いつ見ていても危なっかしくて仕方がない・・・

でも、危なっかしくてもいいんです。

親に子供がやりたいこと、興味を持つこと、子供の将来の夢を決めることはできません。

子供がやりたがっていることをやらせることはもちろんいいことなのですが、なんであれ子供が嫌がっているのに無理やり強制することは、将来的に必ずそのしわ寄せが返ってくると思ってください。

これは今までの私の鑑定の経験から、ものの見事に明らかなんです。

子供は自分で進むべき線路を選びます。いや、生まれた時から進むべく線路を知っていると言ってもいいくらいです。

親が子供に進むべき線路を強要することはできません。

危険なものではない限り、なんでもやりたいことをやらせてもらえた子供は、好奇心をもつ範囲が広くなります。

勉強も例外ではありません。強要されると苦役になる。でも、興味を持つとクリアーすべきゲームになる。

子供の興味を止めないでください。

子供に何かを強要するお母さんのほとんどに見られるのが「強迫観念」です。

「この子はなんとかしないと大変なことになる」

「独り立ちできるようになるまでは、私がしっかり導かないと・・・」

いや、子供はすでに独り立ちしています。身の回りのことがまだできないだけです。

仕事であれ、恋愛であれ、子育てであれ、「恐れ」から来る強迫観念に突き動かされている限り、うまくいくことはありません。

「なんとかしないと大変なことになる・・・」

そう思うから、大変なことがやってくるのです。

子供はあなたという入り口を通ってこの世に生まれてきました。

子供があなたから生まれてきた理由は子供があなたから学ぶからではありません。

むしろ、あなたが子供から学ぶ理由があるから生まれてきたのです。

もし・・・あなたが強迫観念に突き動かされたお母さんに育てられたのであれば・・・

今はすごく苦しいかもしれません・・・

でも、それはあなたがリセットすることができる・・・

そして、あなたから明るい道にすることができる・・・

あなたは愛を実践するために生まれてきた・・・

あなたが愛を実践するために子供が生まれてくる・・・

そして、その子供が愛を実践する・・・

愛の連鎖になる・・・

本当はこの世の全てが愛です。

でも、なぜか見えている世界をひん曲げてまで、愛とは違うものを見ようとする・・・

そういう面ではこの世の中は本当に狂っています。

でも、それも単なる寄り道のゲームにしか過ぎないのかもしれません。

考えてもわからないのであれば、ただひたすら「あなたは愛に包まれている」、これを実感してください。

理由なんて探さないでください。

「こうこうこう、だから、私はまだ愛に恵まれていない」とダメな理由を探そうとする・・・

「どうして今の状態で愛に恵まれているなんて言えるんですか。私は愛に恵まれていない」

世界はあなたの思考に従って動きます。「愛に恵まれていない」理由を探そうとすることが、「私は愛に恵まれていません」と世界に宣言するようなものであると知ってください。

 

お母さんになるあなたがすべきこと

英語では赤ちゃんを身ごもっている人を”mother-to-be”と言いますが、もしあなたが将来的に家庭を持ち、幸せになりたいのであれば、たとえあなたが身ごもっていなくても”mother-to-be”です。

将来あなたがお母さんになった時にすべきことはただ1つ・・・

子供に「あなたが本当に好きよ」といつも伝えること・・・

「あなたが生まれてきただけで、私は本当に幸せよ」と伝えること・・・

「あなたがいることが私の幸せの理由」と伝えることです。

そう、その子が目の前にいることだけで十分な幸せの理由なのです。

その子が何かができるから幸せなのではない。

その子が何かができたから褒めてあげるだけではない・・・

その子が他の子供よりも優秀だから幸せなわけではない・・・

それはみんな条件付きの愛です。

子供に何かができないからといって、愛がなくなるわけではないのです。

子供にただ「好き」と伝えながら、毎日を過ごす・・・

それだけで子供は世界で一番幸せな存在となります。