「身内だから・・・」の罠 〜全ての原因はここにあり〜

「身内だから・・・」の罠 〜全ての原因はここにあり〜

関係性が近いからこそ、慎重に、大切にしないといけない・・・

 

近い人間関係だからこそ、あらゆる面で影響が強い

最近、鑑定していると「そこまで身内ってダメなことなんでしょうか・・・?」というご意見をいただきました笑笑

いやいや、身内がダメだってことじゃあないんです。

年がら年中「身内関係」をこき下ろしているように見えるかもしれない、このエセ・スピリチュアルブログですがwww

「身内の人間関係」自体が悪いと言っているわけではないんです。

「身内だから・・・」と遠慮がなくなってしまうのがダメということなんです。

だって、普通に考えてもわかることじゃないですか笑

一緒にいる時間が長くなればなるほど、目につく部分も増えてくる、気になる部分も増えてくる・・・

それはお互い様なので、「家の外の密度が低い人間関係」よりも、身内関係ではよっぽど気をつけないといけないってことなんです。

それが特に「子供」となると、どうしても「所有物」意識が出てきてしまう・・・

家族の中で年齢が上だというだけで、親子間、兄弟間で遠慮がなくなってしまう・・・

別に「いつもいつも気を遣ってなさい」と言ってるわけではないですが・・・

「身内だから、絶対に自分の言うことを聞くべき」というのはおかしいということなんです。

で・・・気をつけるべきは・・・あなたが親になった時の子供への対応ではないんです。

もちろん、それも気をつけるべきポイントではあるんですが・・・

それよりももっと大切なのは、今のあなたの親御さんだとか、その他の親族に対する対応なんです。

今・・・あなたは閉塞感から抜け出したいと思っている・・・

その閉塞感のベースとなっているのは・・・あなたが子供の時からずっとその中にいた、親御さんやそのほかのご親族の「価値観」や「考え方」です。

これがどうしてもすごく大きいんですよ。

子供の頃はご自身の判断尺度が少ないから、どうしても疑いなしに受け入れてしまう・・・

でも、その受け入れた価値観や考え方では幸せになれない・・・

親御さんは「自分たちは子供に幸せであって欲しいから言っている」と思っていますが、実際は「子供が自分たちの価値観から離れたことをすれば不安だから」です。

もちろん、そういった要素があるのも当然なのですが・・・

それが度を超えている人が多いから、子供が苦しむわけです。

もちろん、なんでもかんでも親御さんの責任にできるわけでもない。

あなた自身が、自分の気持ちに素直に動く覚悟が必要です。

でも・・・自分にとって心地よくないものを押し付けてくる人たちに対しては、”NO”を敢然と叩きつける勇気を持って欲しいんです。

なぜ、人間関係がうまくいかないのか・・・

みんなどんな形であれ、「自分を押し付ける」からなんです。

ある程度まで意見を言ってもいいけれど、それに相手が同意しないのであれば仕方がない・・・

もちろん、親子関係において、子供が自分の言う通りにしないことにハラハラする部分はあるかもしれません。

でも、「子供が自分の言う通りにしない」ということが、あまりにも気になって、そこから何かを強制したくなるというのであれば・・・

その感情を処理するために、そのお子さんと親子関係になったのかもしれません。

なんでも自分スタートなんです。

他人を変えようとして得られるものは何もありません。

それでも、他人を意地でも変えたくてたまらない・・・その気持ちが最高潮に達したものが「戦争」です。

そして・・・あなたにも、自分の気持ちを無視してズカズカと踏み込んでくる人たちに対しては、敢然と”NO”を突きつける権利がある。

それが赤の他人であれ、血縁関係であれ、関係ありません。

いや、血縁関係の方が「身内だから」を武器にして、ズカズカと踏み込んでくる・・・

実際・・・近年の傾向として、殺人事件の半分以上が「身内」関係において起こっていると言われています。

こうなると、自分を守る心地よい絆であるはずの「血縁」が、自分を傷つける要因になってしまう・・・

実際のところ・・・「思い」はあっという間に相手へと届いてしまうので・・・

繋がってしまった途端、相手の思いはこちらに飛んできています。

そして、不快な思いをしてしまう・・・

繋がるって、いろんな形があるんです。

相手のことを考えるだけでも相手に繋がってしまう・・・

電話やLINEが来ても繋がるきっかけになるし、それに応えたり、返事をすることによって、そこには強い繋がりができてしまう・・・

親族だから・・・切れないし、断るのは良くないんじゃないか・・・

受け入れないと仕方がないんじゃないか・・・その気持ちはよく分かります。

でも、あなたが受け入れているのは「血縁」という名前の「毒」です。

正直、人を思い通りにしようとするのも良くないことですし、それを受け入れるのも同じなんです。

親族間でこのようなことをしているのは・・・「毒」が入っている盃をみんなで交わし、連帯感を深め合っているようなものです。

今、あなたが苦しんでいる原因が「血縁関係」にあると、あなた自身がわかっているなら・・・

それを敢然とはねつけてください。

電話がかかってきても出ない。LINEが来ても既読すら付けない。

家に来ようものなら家に入れない。応対しない。

職場に来ようものなら、状況に合わせて断固とした態度を取る・・・

もちろん、事態があなたに対応できる範囲で収まっているのであれば・・・これほどまでの強硬な手段に訴える必要はないでしょう・・・

でも、あなたにとって本当に負担になってきており、「あの人たちとは接したくない」という思いまでが湧き上がってきているのに、それでも我慢する必要なんてありません。

まともな親族であれば、あなたを騙したりしない、押しかけてきたりしない、あなたが一回訴えたことを聞き入れるでしょう。

それでも効果がないのであれば・・・その人たちはあなたのことなんて本当は考えていないんですよ。

そう、自分の気持ちだけで動いているんです。

敢然とはねつけてください。

相手をしているだけで繋がってしまう・・・

繋がらないためには・・・「対応しない」ということなんです。