ある女性の浄化・・・
2000年もの思い・・・
キツかったっす・・・
普段はご相談者様のヒーリングをお仕事として施術させていただいていますが・・・
僕自身や僕自身のプライベートで関わりがある人にも、ヒーリングをかけることがあります。
こんなエセ・スピリチュアルブログ笑で、えらそ〜なことをいつも申し上げていますが・・・
僕自身にもやはり癒さないといけないポイントはあるわけです。
今回癒した人は・・・紀元前1900年ごろからいくつかの前世において、何度か僕の生において関わりがあった女性でした。
この女性の存在がわかったのは今年の春先くらい・・・
この女性はわかっているだけで3つの前世において僕と関わりがありました。
ただ、このうち一つの前世において、この女性は結構大変な目に遭っていたんですね。
紀元前1900年ごろと言えば・・・人々の日常の暮らしにおいて宗教色がかなり強い時代だったのでしょう。
人々の意識が今よりもスピリチュアルなことに敏感であり、さらにスピリチュアル的な要素が生活の中で強い時代であったのだと思います。
この女性はある宗教団体の中にいたようですが、宗教的な力が国の政治にも大きく関わる・・・そんな時代だったようです。
その団体の中で、彼女は他の人たちのある思惑によって、2度にわたり呪術をかけられてしまいました。
不運なことに、この呪術の1回目と2回目がそれぞれ、その女性の人格に真逆に働きかけるものであったため・・・
2回目の呪術が終わってから、女性の人格は完全に真っ二つに分裂してしまったのです。
結局、この女性は自分のコントロールができないようになり、人格が崩壊してしまいました。
次の前世では、またこの女性はある集落の宗教団体の中にいました。
元々スピリチュアル的な感性が非常に高く、知性的であったこと・・・呪術の技量はかなり高かったようです。
しかし、この前の生における呪術によって分裂した人格はまだ残っていたのです。
結局この女性はその宗教団体の中で子供を授かり、生まれてきたのがその時代の「僕」でした。
ただ、僕は生まれてきてすぐに、この団体の中で迫害を受けることになります。
なぜなら・・・
僕は近親相姦の末に生まれた子供だったのです。
この女性の人格が危うかった上に、近親相姦の末に生まれた子・・・
古代においては近親相姦が容認されていた文化もあったようですが、この生における文化は違っていたようです。
当時の村人たちは、僕をこの女性から遠ざけました。
壊れてしまっている人格に歯止めは効かず・・・実の子に対してストーカーのようになってしまう女性・・・
僕は村人からの迫害と実の母親のストーカー行為に追い詰められ・・・
結局、その村を出て姿を消してしまいました。
そして、次の生で僕とこの女性が出会った時・・・その時は親子関係ではありませんでした。
その当時の僕にはパートナーがいて、この女性にもパートナーがいる・・・
当時の彼女はDV(ドメスティック・バイオレンス)気質の夫に苦しんでいました。
その時すでに宗教的な職業についていた僕は、彼女の相談相手になりました。
ただ・・・その女性にとって、目の前で親身に話を聞いてくれる宗教家は、前世において自分から遠ざけられた息子でした。
彼女は自分の心の奥から湧き上がって来る、理由がわからない衝動を抑えられなくなったのです。
思い余ったこの女性は、僕にも彼女にも双方パートナーがいるという状況であるにもかかわらず、僕に告白してきました。
当然、僕は断っています。
ただ・・・僕自身も、この対応を後悔することになるのです。
結局、彼女は自ら命を断ちました。
この事件により、僕の家庭も崩壊しました。
そして・・・
この女性はある次元にたどり着きました・・・
私たちがこの三次元の世界を去ると、自分の内面が外界にそのまま現れる状況になります。
「命を断つ前の思い詰めた心境」がそのまま環境となった次元の中に、この女性は2000年近くとどまることになりました。
この三次元の世界を立ち去ると・・・そこには時間がありません。
ずっとずっと・・・その女性は喪失感を抱えたまま、その次元の中で過ごしました。
でも・・・
次元が違うからといって、遠く離れているわけではありません。
むしろ、次元が離れていても、距離などないのです。
別次元はすぐそこにあります。
ということは・・・念も簡単に飛んでくるのです。
思い詰めたままの状態の彼女の念は・・・その後いくつもの生において、僕に影響を及ぼしました。
そして、僕だけでなく、僕が大切に思う人々にも影響を及ぼしていたのです。
今回のヒーリングは、どのように彼女の心を癒すのか・・・それが焦点となりました。
そして、それを僕が冷静にこなせるのか・・・
正直に言えば、この女性の僕の人生に対する影響は今世でも凄まじいものがありました・・・
僕が生まれた境遇・・・僕の周りで起こった色々な受け入れ難いこと・・・
そのほとんどにおいて、この女性がなんらかの形で影響を及ぼしていたのです。
しかも、自ら命を断ったその無念がこちらに届いているとは言え・・・
時には明らかな「悪意」でこちらに対して影響を及ぼしていたケースもあったのです。
「どうせ近くにいけないならば・・・この人も不幸にしてやる・・・」
僕自身、憤りの感情もありましたし、この女性に対する嫌悪感もかなり強いものがありました。
こちらも何度も誠意を持ってヒーリングを施し、時には粘り強く深層意識で繋がって会話をするのですが・・・
その時は「わかった・・・」と素直に言うことを聞くものの、人格が分裂してしまっているからか、移り気で気まぐれ・・・
すぐに以前の彼女に戻ってしまい、同じことを繰り返すのです。
かと言って、この女性をこのままにしておくと、同じことを延々と繰り返し、日常生活においてタイミングを崩したり、色々なハプニングを起こしたりする・・・
時にはこの女性の悲しみの念が飛んできてそういったことが起き、時には明らかに悪意から嘲笑うようなことをする・・・
僕のヒーリングはここ数ヶ月、この女性が大きな鍵を握っていました。
およそ2ヶ月の間・・・僕とこの女性との関係性や、その他の人々との繋がりなどを慎重にクリアーにしていき・・・
そして今日、女性の神様である天照大御神様とラクシュミー様のお力をお借りして、最終決戦に持ち込みました。
「決戦」と言うと「戦い」みたいですが、第一目標はもちろん、彼女の魂の癒しです。
でも、彼女の人格が分裂しており、元々抱えている闇も大きかったので、下手するとヒーリングをしている僕が彼女から豪快にもらってしまい、病院送りも考えられました。
なので・・・やっぱり臨戦態勢でしたね・・・
もらってしまわないように充分に自分にブロックをかけて、彼女に繋がり、彼女の感情を感じていきます。
まるで地層のように次から次へと異なった感情が出てきて、それがまた芋づるのように奥からどんどん出てくる・・・
次から次へと出てくる感情を感じ取り、それを意図的に爆発させてエネルギーをなくしてから消滅させる・・・
このような感情はほとんどが「誰にもわかってもらえなかった」という気持ちなので、とにかく感じてエネルギーを抜き、無力化することです。
そうしているうちに、本人もどうしてそのような気持ちになっていたのかわからなくなるのです。
しかし、これを連続で続けているとこちらの体力も無くなってきます。
いや、体力というより集中力かな・・・
なので、時には少し中断して自分の体力が回復してくるのを待つ・・・
または、感情のエネルギーを抜き取りきったように思えても、まだその奥に何らかのエネルギーがあるのを感じる・・・
そんな時は、そのエネルギーが浮き上がってくるのを待つ・・・
そして、明らかに手応えを感じることができるようになった時点で、エネルギーを感じて爆発させる・・・
繰り返していくうちに、彼女の奥から感じるエネルギーの濃さが弱くなってきたので、終了としました。
あとは、彼女自身がどのような方向へ向かって歩いていくのか・・・決める必要があります。
施術後に第三者である鑑定師さんにヒーリングの結果と彼女の状態を確認していただきました。
結果、「問題なし」とのことで、ここ数ヶ月にわたるこの女性に対するヒーリングは一旦終了としました。
今はこの女性の状態も落ち着いており、すごく軽くなっているとのこと・・・
良い方向へ向かっているようです。
僕は普段、このような亡くなった方に対するヒーリングはしません。
語弊があるのを承知で言えば、ヒーリングの対象となる亡くなった方が素直な方であればいいのですが笑、素直であればそもそもヒーリングを検討する必要がないわけです。
むしろ強烈な執着によって他の人の意見など受け付けない状態になっている場合も多く、この女性も例外ではありませんでした。
ここまで来るとヒーラーの仕事ではなくなってくるんです。
ただ、今回はこの女性の影響が大きすぎて避けては通れなかったこと・・・
この女性自身も仕方がなかった面はありますが、この女性が原因で僕と僕が大切にしている人たちも苦しむことになったこと・・・
どこかでピリオドを打たないと、ここから先には進めないという思いでした。
ただ・・・今はもう、体がフラフラです笑 ブロックもしたけど、ちょいお腹もゆるいかな笑
これから塩風呂入ってさっさと寝ます笑
明後日までは完全毒抜き休暇にするので、お問い合わせにはご対応できません笑笑
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