審判の日〜復活の日〜It’s judgement day
- 2020.10.28
- 心の処方箋
復活の日は来る・・・自分の心に嘘をつかなければ・・・
強制的な復活〜審判〜
僕が時々使うタロットデッキに「アルケミア・タロット」があります。
メジャーなウェイト番タロットの絵柄を現在風にした感じですね。
その中でもお気に入りがこの審判のカード・・・”Judgement”です。
善と悪の最後の戦争である「ハルマゲドン」が終わった後、天使ガブリエルがラッパを吹き鳴らし、闇の中に倒れ込んだ人たちが復活します。
ただ、かなり忠実にウェイト版を真似ているこのアルケミア・タロットなのですが、審判のカードに関してはちょっと違いがあるのです。
通常のウェイト版は、天使ガブリエルの下でたくさんの死者が復活します。
最終戦争ハルマゲドンによって倒れたたくさんの人たちがよみがえるのです。
ところがこのアルケミア・タロットでは、審判のもとによみがえっているのは、二人の恋人なのです。
タロットの「恋人たち」のカード・・・その本当の意味は「選択」です。
天使の御加護のもと、相手を「選択する」というカードなのです。
そう、「選択する」ということが大切なのです。「意思」なんです。
「選択する・・・」
それは自分の本当の気持ちをごまかそうとする誘惑を振り切り、「決める」ということです。
なぜ「選択する」ことができるのか・・・
自分が「選べば」、この世界では絶対にそれを「経験できる」とわかっているからです。
自分の内面の反映であるこの世界・・・基本的にあなたは「選ぶ」だけでそれを経験できます。
それなのに、なぜ「選べない」のか・・・「決意がぶれる」のか・・・
それは「選んでも経験できる」とは思っていないから・・・
自分の内面の反映である自分の世界を信じていないから・・・
英語の「生きる」という単語、”LIVE”を前後逆さまに読むと”EVIL”:「邪悪・罪悪」となります。
そして、「生きている状態である」ためには”BE”+”LIVE”・・・つまり”BELIEVE”:「信じる」です。
そして、生きていた(”LIVED”)のに、信じきれなかった・・・そこから邪悪に転じた存在が”DEVIL”:「悪魔」なんです。
つまり悪魔や邪悪は普通に人の心の中にあるのです。
恋人たちのカード・・・
それは自分を信じて、自分の本当の気持ちを「選択する」こと・・・
相手を「選択する」こと・・・
そして、相手を信じることを「選択する」こと・・・です。
でも、選択したけれど・・・
自分の気持ちを侵略してくるような「死神」をあなたは経験したかもしれない・・・
自分の気持ちを乱す「悪魔」のような人たちによって騙されたり、かき乱されたりしたかもしれない・・・
でも、復活する・・・
なぜなら、再三惑わされ・・・貶められても・・・あなたの最初の選択は生きているから・・・
どんなことがあっても、あなたの最初の選択は生きているから・・・
あなたは現実創造の最前線にいる・・・
どんな時があっても自分の気持ちに嘘をつかない・・・
だから「ブレる」人はダメなんです。
自分の人生を信じるもの:「善」と・・・
信じないもの:「悪」の戦い・・・
でも、最終的には「善」が勝ちます。
なぜなら、この世界自体が「あなたの内面の反映」であり、「人生は思い通りにいかない」は嘘、でっち上げだからです。
天使ガブリエルが復活のラッパを吹き鳴らす時・・・それは「強制的」です。
あなたに霊的な力が働き復活へと導く・・・それは衝動として感じられるかもしれません。
あなたが自分の気持ちに素直になる・・・
自分の中の弱気な「悪魔」に負けない・・・周りの「悪魔」に負けない・・・
「悪魔」は単に信じることができない・・・弱気な人たちなのです。
復活の日・・・あなたが素直な気持ちを大切にするだけで、霊的な力によって強制的に訪れます。
なぜならそれが世界の本当の姿だからです。
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