This is my fight song 〜あなたの本当の人生は今から

まるで大海原に浮かぶ小さなボートが波を起こし、それがいずれ・・・大きな波になるように・・・

最初は小さな動きでも、あなたの人生の始まり

有名な哲学者・・・バートランド・ラッセルが提唱した仮説に「世界５分前仮説」というものがあります。

実はこの世界は５分前に始まったのかもしれない・・・というものなのです。

「そんなことないよ！私は昨日はあんなことをして、こんなことをして・・・子供の頃は・・・」と言いたくなりますよね。

でも、そんな記憶ですら、５分前にその記憶を備えた状態であなたがこの世界とともに生まれたのだとしたら・・・

論破不可能なのです。

自分が生まれてからこれまで経験してきたこと・・・その記憶・・・

確かに覚えていることだけど、それが実際に「現実のものである」と証明することは不可能です。

「いやいや、無茶言っちゃあいけないよ。実際にこのようにアルバムに写真も残っているし・・・」

じゃあ、そのアルバムの存在すら、５分前にできたものだとしたら・・・？

そう、演劇のステージの小道具のように・・・何年も前から存在するものであるかのように、５分前に作られていたとしたら・・・？

もう、頭がこんがらかりますよね笑

でも、この説はあながち、量子物理学的に見たこの世界の仕組みからかけ離れているわけではありません。

過去、現在、未来・・・というような流れなど本当は存在しません。

「過去に確かにこんなことがあった・・・あんなことがあった・・・」と言いたくなるかもしれない。

でも、その過去の状況が今、目の前にない以上、どのようなことをしてもそれが「本当に存在するものである」と証明する術などないのです。

なぜなら・・・

この世界はあなたの思考によって次から次へと生成されていっています。

今のあなたの内面がそのまま世界になる・・・

「過去に確かにこんなことがあった・・・あんなことがあった・・・」と言っている時・・・

あなたはその過去をあなたの心の中で思い返しているだけに過ぎないのです。

実際に目の前にないにもかかわらず・・・

世界は次から次へと今のあなたの内面に合わせて生成されていく・・・

今目の前にある状況はやがて時の流れに流されてしまい、絶対に目の前に存在しないものになります。

いや、その過去を思い起こさせるような傷跡がどこかあなたの見えるところにあるかもしれない・・・

でも、それですらも、本当にあなたがそのことを考えなくなった時・・・

あなたにとっては意味のない光景と成り下がります。

「過去は確かにある・・・」という時、それはあなたの中で思い起こしているだけ・・・

そのような過去はもう、本当のところは流れ去ってしまっているのです。

なぜなら・・・世界は「５分前」とは言わず、今のこの時から、どんどん次から次へと生成されているから・・・

そこにあなたを縛り付けるものはありません。あなたが自分から過去に自分を縛り付けているのです。

人生を取り戻して、大丈夫だと宣言して

つまり、どこまで言っても主導権は自分にあるんです。あなたにあるんです。

あなたから世界が始まる・・・「５分前」ではなく、「今」です。

もちろん、人間の意識は広大であるがゆえに、自分が気づかないところでいろんなことを「信じ込んでしまっている」可能性もある・・・

その信じ込んでいるものが、あなたの気づかないところで勝手にあなたが意図しない世界を作り出すこともある・・・

それを解消するためにヒーリングがあるのです。

でも、まずはあなたに主導権があると気づくこと・・・

それがないと先には進めません。

未来はあなたが決めてください。そうじゃないと、どれだけヒーリングだのセラピーだのなんだかんだしても先には進めない。

決めるのはあなたなのです。

どんな未来がその先に欲しいのか・・・それを決めてください。

ただ決める・・・それだけなのです。

あなたが決めてあなたが叶えるのです。

僕がこれから叶える未来は、１４年前にある人と約束した「第２の故郷、ニュージーランド」へのトリップです。

車で飛ばすと氷河があり、ジャングルがあり、アルプスがあり、サーモンをさばいて刺身を楽しんだり・・・

今から楽しみです。