First Love …
えらい意味深なタイトルで始まりましたが・・・笑
思い出ではあるけれど・・・
歌のテーマになることも多い「初恋」:”First Love”・・・
実は、僕にはそんなに大した思い出はありません。
いや・・・思い出ではあるけれど・・・
初恋・・・って小学校くらい・・・? それとも幼稚園くらい・・・?
僕は変な子だったので笑、なんか幼稚園でも小学校でも、クラスの中で浮いていたような気がします笑
幼稚園の時は・・・なぜか恥ずかしくて、女の子とあんまり話せなかったんですよね。
覚えているのが、幼稚園で同じクラスの女の子の家が何かのお店をしていて、そこに用事で母親に連れて行かれたのですが・・・
お互い物陰に隠れて見つめあっているだけで・・・なぜか恥ずかしくてダメだったんです。
小学校の時もいつもなんか・・・授業中でも他のことを考えている変な子・・・
特に授業とか、その場に座っているのが苦痛で・・・頭の中は他のことを考えていました。
そんな子だから、特に女の子と仲良くなった思い出がない・・・
同じ班になって、それなりに喋ったり、仲良くなったりはしたんだけれども、かといってそこにときめきを感じることはありませんでした。
高校は男子校だったので、女の子とそんなに縁があったわけでもなく・・・笑
まあ・・・野郎の世界ですわな笑
それが大学に入って、初めて海外に行った時・・・アメリカのオレゴンにホームステイだったのですが・・・
僕が滞在した家に、なんの手違いか他の家にステイするはずだった女の子が一緒にステイしたんですね。
正直、このホームステイはスタートから、女の子慣れしていない僕にはショッキングでした。
15人くらいのホームステイ・メンバーのうち、14人が女の子・・・
今なら嬉しいかもしれませんが、当時は「やめてくれ〜」です笑
でも、毎日みんなでいろんなところに行ってるうちに、少しずつ慣れてきた・・・というか笑
初めての海外という経験が、女の子に対する抵抗感を中和してくれたんだと思います。
海外って匂いが違いますよね。
空港を降りた時の匂いが違う・・・カフェの匂いが違う・・・デパートメントストアの匂いが違う・・・アスファルトの焼ける匂いが違う・・・車の排気ガスの匂いが違う・・・
全てが新鮮で、毎日いろんなところに行けて、楽しくて仕方がありませんでした。
自然が豊かなオレゴンという場所もよかったです。
森林が多かったので、夜は窓を開けているといい具合に湿気を含んだ樹木の匂いが入ってくる・・・
あの匂いは本当に心地良くて、今もあの匂いに近い匂いを嗅ぐと「はっ」となります。
そんな空気の中・・・夜はアメリカ特有の薄暗い灯りの中で、夜通し同じ家にステイした女の子と語り合ったりしました。
でも、その時も初恋・・・っていうよりも、その経験が嬉しかったという感じで・・・
なんか修学旅行の時のウキウキ感に近いものだったと思います。
アメリカの大自然と開放感のある独特の空気の中で・・・気がつくと、その女の子に親近感を抱いていた・・・という感じなんですね。
まあ、カッコよく言えば「気がつくと好きになっていた」という感じだったんでしょう笑
ま、その子とは帰国後何回か遊んだり、僕がモータースポーツをしていたのでレースを見にきてくれたりもしたのですが・・・
なぜか苦い思い出ばかりなんです笑
別に、特に何かあったわけでもないんですよ笑
圧倒的に子供だった僕に対して、一歳年上の彼女は本当に大人で・・・いや、大人に見えたんだと思います。
英語が上手でいろんなことに興味を持ち、アクティブ・・・
今、思い返してみても、なぜか恥ずかしくなるんです笑
自分の不甲斐なさに笑
ただ、この時のアメリカでの経験が、漠然と「将来の生活は家族で海外で・・・」という思いを僕の中に植え付けていたんだと思います。
結果として、僕はその後28歳から29歳までの二年間、ニュージーランドで過ごしていました。
僕にとっての初恋は訳わからんす笑
特にワクワクドキドキがあった訳でもない・・・
淡い恋・・・というならばそれも違う気がする。
ただ、アメリカで感じた非日常な生活・・・初めて感じる空気の匂いの印象は強烈で、その中にその人がいた・・・
「海外で家庭を持ち、家族みんなでいろんなことを経験したい、いろんなところに行きたい」という、子供のような夢を抱かせてくれた・・・
そのきっかけになった役割を演じてくれた人だったということだと思います。
結果として、僕は海外での生活をもう一度目指している・・・
まだ気持ちは19歳の時のあの時のままです。
かといって、いい思い出なんだけど、これからの海外の生活の中にその人にいて欲しいと思う訳ではない。
あくまでその後に海外を目指すきっかけとなってくれた人なんです。
僕にとって初恋は大きなターニングポイントにはなっていました。
僕が好きな人と理想の生活を築くきっかけを与えてくれた・・・
そういった意味ではやはり、素敵な人だったのには違いなく、今でも幸せでいて欲しいと思います。
なんかグデグデした記事になってしまいましたwww
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