彼が本当に愛したのは・・・

彼が本当に愛したのは・・・

私が額ずく(ぬかずく)のは・・・

 

またまた映画ですが・・・笑

僕は正直、じっと座っているのが苦手なタイプなのですが・・・笑

なぜか映画は見るんです。

でも、見る映画はすごく偏ってます。

たとえば・・・

こんなエセ・スピリチュアルブログを書いてるくせに笑、日本のやくざ映画の最高峰、「仁義なき戦い」とか大好きです笑笑

まあ、確かに暴力的な描写は目を覆うものがありますが笑、シリーズ第2作の「広島死闘編」などは若き北大路欣也さんが演じるチンピラヤクザの切ないほどの悲恋の物語なんですよね。

喧嘩っ早いけど純粋なチンピラヤクザの山中が、組織の上層部のエゴに振り回され、本当であれば掴めたはずの幸せが悲しいほど彼の手をすり抜けていく・・・

彼にとっての恋は本当に束の間の・・・淡い物語でした・・・

よく考えてみると・・・普段はみなさんの恋愛を成就させていただくべく、お力添えをさせていただいているSea-youですが、観る映画は「悲恋」ものばかり笑笑

なぜでしょうね〜笑

市川海老蔵さんが千利休を演じる「利久にたずねよ」も僕が好きな映画です。

史実的には「利久はこんな人物ではない」だとか、色々とツッコミを入れたがる人もいるのかもしれませんが、エンターテイメントとしてはよくできた映画だったと思います。

映画全編を通して、映像と音が美しいこと・・・

僕はなぜかこういったところがすごく敏感なので、この映画は繰り返し観てしまうのです。

茶道を通して、まるで一筆書きで綴っていくかのように、ストーリーが静かに流れていく・・・

茶道でただ茶を嗜むだけでなく、季節の中に映し出される「美」によって演出し、人々を魅了する・・・

海老蔵さんの演技には賛否両論あるようですが、僕は作法を表現する彼の身体能力の高さに惹かれました。

そんな海老蔵さんが演じる利久が自分だけの究極の美を茶道の中に求めた理由は・・・

生涯ずっと思い続けた一人の女性の存在でした・・・

若き日は豪遊し放題でいろんな女性と触れ合ったはずの利久が、ずっと心の中にしまい込み、他の誰にもその思い出に触れさせなかった女性・・・

その人の思い出を茶道の中で美しく昇華させるがために、ただ自分だけの究極の「美」を求め続けた・・・

映画はいずれも悲恋で終わっていますが、実際の恋愛ではやはりブレない強さが必要です。

世間では、引き寄せの法則で「執着しない」だの何だの言われていますが、実際に鑑定してみるとブレる人がダメなのは一目瞭然です。

または妙な駆け引きに走る・・・

人を騙して陥れて妨害する・・・

自分にとって何が得になるかばかりを計算する・・・

無理やり人を動かして言うことを聞かせようとする・・・

そんな行為に走る人に待ち受けている結果はそれなりです。

なぜなら、自分がやったことがそのまま自分に返ってくるからです。

返ってくる・・・と言うよりも、自分が「そうしないといけない」と思い込んでいるから、見る世界がそんな世界になるだけの話です。

これは物理法則なので正確です。そこにごまかしは効きません。

全然純愛でオッケーなんです。

人をエゴで振り回そうとしない、ただひたすら相手の幸せを願う気持ちは絶対にお相手さんに届きます。

なぜなら・・・スピリチュアル的に、究極的には相手も自分・・・

相手の幸せを願うことが自分の幸せを願うことになるからです。