「ない」ではなくて「ある」

「ない」ではなくて「ある」

「ない」が前提では何も始まらない

 

「ないものねだり」というけれど・・・

人間として生きている以上、色々とありますが・・・

物事がうまくいかない時って、大抵「ない」が前提なんです。

時間がない、お金がない、運がない、自信がない、好きな人が目の前にいない・・・

何であれ、大抵が「ない」から始まります。

そんな時は、この世界の前提から考えてみるといいかもしれません・・・

この世界は基本的にあなたの内面の反映です。

目の前の世界は、あなたの意思で動く素粒子からできたバーチャルワールド・・・

基本的にはあなたの思い通りなんです。

もちろん、実際にはいろんなことが絡み合っているので、あなたの一存だけで状況が動くことはほとんどないように見えるかもしれませんが・・・

それでもやはりスタートはあなたなんです。

目の前の世界はあなたの内面を反映している・・・ということは・・・

あなたが思いつくことは全てこの世界に存在します。

本来「全てがある」世界・・・

あなたが考えることはこの世界で全て可能です。

このようなことを言うと「では、明日にでもアメリカの大統領になることは可能ですか?」などとすぐに思いつく人がいます。

でも、そのような質問はすでに前提が「無理と思える質問をぶつけて論破する」です。

本人が最初から「無理だ」と思っているので実現するわけがありません。

「そこまで言うなら、こんなことでも実現してみろ」

自分ができないと思っている上に他力本願・・・そこでご当人が証明したいことは「やっぱりできないじゃないか」

どうしても「できない」と信じたいのです。

あなたの世界の観測者はあくまであなたです。

あなたの内面の反映に過ぎない他人に無理難題をぶつけて「やっぱりできないじゃないか」と証明したところで、「やっぱりできないんだ」と言う確信をあなたの中で強めるだけです。

そんな不毛なことを考えるならば、どうして「できる」ことを考えないのかな・・・って思いませんか?

どうせそんな夢なんて最初から実現したいとも思っていないのです。

ならば、最初から自分が実現したいことだけを考えてはどうでしょう?

 

「ある」の前提から始めてみて

あなたが何かを考え始めた時・・・

あなたの世界のどこから変わっていくのかわかりますか?

それは・・・

あなたの見えないところから変わっていくのです。

この三次元の世界の説得力、リアリティーは強烈です。

目の前にある光景は事実にしか見えない・・・

どれだけ「素粒子で作られたバーチャルワールドです」と言われても、そんなことを信じ切れやしません。

目の前に見える世界は絶対であるようにに見える・・・

目の前に見える世界は決して変わらないように見える・・・

だって、れっきとした事実としてもう、存在しているんだから・・・

だから、目の前に見えない世界から変わっていくんです。

なのに、あなたが目の前の世界を見て「ない、ない、ない」なんて言ってると・・・

その「ない」世界を延々と再生産していくだけなんですよね。

かといって、いつも目の前に見えないものを思い描いて「スーパーポジティブ」でいなければいけないわけでもない。

だって、あなたの夢が実現しても・・・あなたの日常は続くのです。

どんな大きな夢でも慣れたら当然の世界になる・・・

あなたにとっての日常です。

あなたには思ったことを実現する力がある・・・

そして、あなたが何を実現したいのかは、あなたの本質が知っている・・・

あなたの本質は進むべき道を知っているので、本来であれば放置プレーでも実現するのです。

あなたがやるべきことは・・・「ない」を数えないことです。

目の前の世界は何も変わっていないように思えても、実はあなたの見えないところで続々とその様相を変えていっています。

自分の望むものはやってくると信じて・・・

自分には受け取るべき価値があると信じて・・・

幸せは目の前にやってこようとしていると信じて・・・

そして、あなたが信じた縁を信じて・・・

その縁はあの人も意識していると信じて・・・