複雑に絡み合うストーリー
- 2020.05.13
- 心の処方箋
答えはどこに・・・?
ほとんどの人が予測できないところに「答え」がある
このブログではいつもお話ししていることですが、この世界はその世界を見ている人の内面の反映であり・・・
その人の生活の中で何か困っていることがあるのであれば、基本的にその原因はその人の中にあります。
ただ、実際にヒーリングのために僕がご相談者様に意識を繋いでみたり、癒す方向性を確かめるためにその人の意識をカードで展開してみると・・・
ほとんどの場合、その人が「おそらくここが原因なんだろうな」と考えていた領域とは全く違ったところに本当の原因があるのです。
ということは・・・
その人が困っていること、悩んでいること、苦しんでいることの原因がその人の内面にあることは確実なのですが、ほとんどの場合、その人はそれを正確に把握していないんですよね。
これは考えてみればちょっと怖いことで・・・
その人が思い悩んでいる問題が大きければ大きいほど、日常生活の中でその問題が繰り返し現れる頻度は高くなります。
自分の人生の中で繰り返される理不尽なことが思い当たれば、「なんとなく・・・ここに原因があるんだろうな・・・」ということはわかるのですが・・・
ほとんどの場合、その人は全く違うところに原因があると思い込んでいるので・・・
表面的な対策によって一時的に状況が改善しても、根本的なところが解消されず、また同じことを繰り返す・・・ということがよくあるわけです。
でも、僕が使っているタロットカードはある程度までその原因をピンポイントで探ることができるので、助かっています。
タロットは僕が探っている答えを次元や時間を超えてピンポイントで出してくれるので、あとでご相談者様と答え合わせをしていると「おおお〜!!そういうことだったのか!」とびっくり仰天するのです。
こうやってカードで出てくる答えはほとんどの場合、ご相談者様が「おそらくこれが原因だろう」と思っていたこととは違うことです。
でも、カードで出てきた答えをご説明すると、「なるほど、そういうことだったのか・・・」と納得できる内容ではあるわけです。
そこで・・・僕が最近、特に注目しているのが遺伝子です。
遺伝子はその人を含む親族全ての人々の設定資料のようなもので、親族が経験したり感じたりしたことは全て、親族全員で共有されます。
そして、面白いことに、それまで血縁関係がなかった人でも一旦結婚して親族となってしまうと、やはり情報が共有されてしまうのです。
これはシータヒーリングの代表者的な人物である、ヴァイアナ・スタイバル氏も書籍の中で触れています。
さらに・・・このような記事を見かけました。
山中伸弥が「人類は滅ぶ可能性がある」とつぶやいた「本当のワケ」
この記事の中でインタビューアーさんがこのように言ってます。
「恐怖と言えば、世代を超えて恐怖が遺伝するという研究も番組で紹介しましたが、ゲノムを改変すれば恐怖をコントロールすることすら可能かもしれないですね。」
これは本当にその通りで、僕ごときが山中先生が同意なさっている内容に「初めから分かってました」なんて申し上げる気はないのですが、ヒーリングしていると本当にわかるのです。
遺伝子は本当に面白い存在で、親族の経験や感情などが共有されているだけでなく、前世での経験、そして前世から今世へと生まれ出るにあたり、「次はこのような人生を送る」などと設定してきたストーリーの要素まで確認できます。
それどころか、ある人が前世から今世へと転生するにおいて、そこに他者が介入し、そのストーリーを書き換えてしまう・・・というような事例まで確認したことがあるのです。
もちろん、究極的にはその人に起こる全ての事例はその人が呼び寄せたことであり、そのような事態を招いたのもその人本人なのですが・・・
ここまで精密に作られている脚本、設定・・・
ヒーリングでこのようなことに触れるたびに、その人の人生の奥深さに感心します。
よく引き寄せの法則で出てくる「アファメーション 」や「イメージング」・・・確かに効果的なメソッドなのですが、正直このような色々な要素がわからずに、いたずらに実践してもその効果は疑問です。
どれだけ素晴らしい結婚生活を夢見ていても、前世において何度も結婚生活の修羅場を見てきたのであれば、今世の本質的な自分は結婚を求めていません・・・
そして、それがたった3%の表面上の意識である「自分」にはわからないのです。
一体、何が「あなた」?
こうなると・・・本当の「あなた」とは一体どのような存在なのでしょうか・・・?
遺伝子にはその人の設定だけでなく、その人の周囲の人々など、数多くの要素の設定が詰め込まれています
ヒーリングをさせていただくご相談者様の中には、やはり色々なことで悩んでおられる方がおられます。
あまりに辛くて時々泣きそうになる・・・それは誰でもあることです。
そして、そのような感情は・・・実は僕のところに伝わってくるんです。
僕はご相談者様に繋がり、その感情を感じ取られていただき、それを浄化させることを仕事としています。
要するに繋がることが仕事なんですよね。
一旦繋がってしまうと、そこに道ができます。
本当は誰であれいつも繋がっているのですが、やはり意識的に繋がるとそこからさらに繋がりやすくなるんですよね。
そうすると・・・
ヒーリングの仕事をしていない時でも、そのご相談者様の感情が伝わってきます。
そして・・・僕も悲しくなります。
さらに・・・体も思考の反映ですから、僕の体にその悲しさが症状として現れます。
お腹が痛くなったり・・・胸が苦しくなったり・・・
正直、この状況は良くないですよね。
だって、思考はその人の未来を形作ります。
悲しんでいると悲しい未来が来るのは自明の理・・・
もちろん、溜めている感情を出さないといけない時もあるのですが、それでもいつまでも悲しんでばかりいると、やはり悲しい結末を呼び寄せていることには変わりがない・・・
でも・・・
その「悲しんでしまう」その人の性格すら、受け継がれている可能性が高いのです。
ご先祖から・・・前世から・・・
もちろん、今世にご相談者様が生まれてこられて経験したことから身についた傾向も大きいとは思いますが・・・
悲しくて悲しくて仕方がない時・・・
自分ではどうしようもないと思う時は、とりあえず悲しんでしまう自分を責めないでください。
感情が出てくるのは仕方がないので。
ただ、悲しんでいるのは「あなた」ではないかもしれないんです、実は。
あなたが自分の中にあるなんらかの要素によって「悲しむべきだ」と思い込んでいる・・・それだけなのです。
ただの勘違いなのです。
あなたが悲しんでしまう原因は・・・ひょっとしたら遺伝子に刻み込まれている反射神経、自動反応なのかもしれません。
「悲しい」のではなくて、「悲しまないといけない」と思い込まされているのかもしれません。
その勘違いをはずすのもヒーリングなのです。
本来は悲しまないといけない理由なんてありません。
だって、未来はあなたの手にあるのです。
悲しんだら悲しいものが来る・・・じゃあ、今を楽しむ。それだけなのです。
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