世界は実は目の前で変わりつつある・・・ 〜あなたが見ている景色を信じて〜

世界は実は目の前で変わりつつある・・・ 〜あなたが見ている景色を信じて〜

今、目の前ではあなたに迫っている脅威はない・・・

 

あなたに残っている反射神経にごまかされないで

恋愛で悩んでいらっしゃる人の中には、過去の嫌なトラウマに今も悩まされている方が多いですね。

親の虐待・・・パートナーのDV・・・ストーカー行為・・・

もちろん、過去にそのようなことがあったのは事実だと思うんです。

ここで僕があえて「思うんです」という言葉を付けるのは理由があります。

すごく語弊があるのを承知で言えば・・・

もし、あなたが誰かに「過去に本当にそんなことがあったの?その証拠を見せてみて」と言われたら・・・

その証拠を探してくる、または見せようとするのにある程度の手間や時間がかかると思うんです。

たとえば・・・DVを受けた・・・アザがある・・・

アザがあるのは事実だけど、それは本当にDVによるものなの?って問われると、今度はそれを証明しないといけない。

あと、写真を見せる、音声を聞かせる・・・とか、そんな証拠を見せて初めて証明できる事実なんですね。

つまり、今日常生活で起こっている状態でない限りは、何らかの手間をかけないと証明できないことなんです。

「証明できないものなんだから忘れろ」と言っているわけじゃないんです。

そんなクズどもに受けた傷は・・・すごく辛いことはわかります。

僕も・・・危害を及ぼしてくる人物のカテゴリーは違っていても・・・

子供の頃は本当に・・・辛い日々を経験しました。

僕が言いたいのは、その過去の経験を怖がることによって・・・

そして「そのような経験がまた復活するのではないか・・・」と怖がることによって・・・

本来であれば、そのような手間をかけないと「事実だ」と証明できないことを、わざわざ意識することによって、「あなたが」力を与えてしまっているということなんです。

今、現在目の前で起こっていることではないんです。

たとえば、あなたが過去にパートナーとの生活で苦しめられた・・・

毎日が暗黒だった・・・

それなりに覚悟を決めて頑張ってみたけど・・・どうしてもうまくいかなかった・・・

裏切られ通しで・・・傷つけられるばかりだった・・・

でも、それが「過去のもの」なのであれば、今、あなたは逃げることができている・・・

そこを評価してあげて欲しいんです。

そう、あなたは脱出できた・・・

世間のどんな人でもその状況にいれば心が折れる・・・そんな状況を脱出できた。

実際、もうあなたの目の前ではその状況は起こっていない・・・

それをまず把握して欲しい、認識して欲しいんです。

あなたにどうしても蘇る不安がある・・・わかります。

でも、その状況は心の中で蘇っているだけであり、今目の前にはない。

それを認めて欲しいんです。

確かに心に思い浮かぶものは現実化する傾向があります。

でも・・・!

あなたが「〜だ」と信じたことが現実化します。

だから、あなたが「これは私の心の中でモワモワと上がってくる不安なだけであり、実際のものではない」と認定すれば・・・

あなたが「実際のものではない」と決めているので、現実化しないんです。

確かに・・・いまだにあなたの身の回りを、そのような不安分子が動き回っているかもしれない・・・

頻繁に連絡してくる・・・家の近くに現れる・・・

キッパリと拒絶です。余計な手間を取らないで。

「戦わないと克服できない」とか思わなくて構いません。

そんなやつら、戦う価値がないんです。

「キッパリ言って聞かせて、拒絶して、わからせてやる」なんて思わなくてもいいんです。

相手をしちゃあダメなんです。

力でわからせようとするとか、確固とした意志の強さでわからせようとするとキリがないんです。

それがエスカレートしたのが戦争です。

そんな奴らと戦って負かしても、あなたのトラウマ克服にはならず、泥沼化するだけです。

相手にしている時点で、そいつらをあなたの神聖な「心の中」に入れていることになる。

そこにあるものは何でも実現してしまうあなたの「心の中」に、わざわざ要らないものを入れてるんです。

キッパリとあなたの生活の中に入れず、「無視する」ことによって、トラウマを克服してください。

本当に相手をする価値もないくらい、ちっぽけでくだらないものなんです。

電話がかかってきても絶対に出ない。来るメールは迷惑メールに設定する。

家に来ても入れない。そのままとどまるようであれば、警察に連絡して事情を説明する。弁護士にも相談する。

実際、退去することを求めたのに、住居、または敷地内にある人物が居座り続けた場合は刑法第130条「不退去罪」になります。

第百三十条 正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。

これが成立するケースは、しつこい訪問販売や営業活動、ストーカー行為などであり、法律上は立派に「警察に通報する」案件になるんです。

逮捕にまで至るケースは少ないとしても、全然警察を呼べるんです。

家の中に無理やり入ろうとすれば、大声で叫ぶ。

街の中で出会って、手でも握ってこようなら大声で叫ぶ。

職場にでも来ようものなら、職場の人にはできるだけ事情を説明し、弁護士、警察に相談する。(職場に来てからでいいですよ)

あなたが相手をしちゃうとダメなんです。

道端に落ちている石ころと同じくらいの存在にしないとダメなんです。

要はあなたの心の中で、相手のことを小さい存在にするってことなんですよ。

小さい存在になれば消えていく・・・世界は変わるんです。

それが「克服する」ってことなんです。

あなたがその人間のことで今でもあれやこれやと考えるから、なかなかそいつから抜け出せるとは思えない。

あなた自身がそいつにされたことをわかっているのに、そいつとの関係に再び巻き込もうとする人間がいたら、そんなもん、無視、無視です。

そいつらもあなたに危害を加えているのと一緒じゃないですか。そんなやつらとの縁なんて置いておくだけ意味がない。

一切絶交、縁切りしてしまい、連絡、コンタクト、一切相手をしないくらいでちょうどいいくらいです。

あと・・・このような修羅場を経験して・・・あなたに好きな人がいるならば・・・

その好きな人も、あなたとの未来の生活のために頑張っているんじゃないですか?

もしそうならば、それを大きく評価しないと!!!!

あなたの心の中で膨らませたいのはそっちなんですよ。

たいてい、そのような輩がのさばるのは、あなたが本当は行きたい道があるのに、選びたいものがあるのに、あなたの心に従って動かない時なんです。

「反対方向見てますよ」ってことなんです。

あなたが我慢してたり、うじうじしてるとそんなやつらがハエのようにわいてくる・・・

余計な寄り道などしないで。

本当の意味で見たいものだけを見て、それに向けて一直線に動いてください。