何かが思い浮かんだ時・・・すぐに動かないと、賞味期限は過ぎてしまう
人間は次から次へと思念の上塗りをしてしまう・・・
タロットの未来が外れる時・・・未来は刻一刻と変わっている
タロット占いで見る「未来」は絶対ではありません。
もちろん、未来に絶対などあるはずがないのですが・・・
でも、他に理由があるのです。
タロットはその時その時の、人の状態を切り出します。
たとえば・・・
ある人の意識状態は、今こんな状態である。
そして、この意識状態であれば、この人はこのような行動をして、この人の周りではこのような事象が起きるだろう・・・
というようなことを、切り出して見せてくれるんですね。
人間が経験することは・・・その人の内面にあることです。
タロットはシンクロニシティー(共時性)の理論を使って、今の状況をカードに映し出してくれますが・・・
それはみんな、その人の内面にあることなんですね。
そして、当然・・・人間の内面は不変ではありません。
その時その時で感情が変わり、その感情の変化にしたがって考えることも変わってしまう・・・
そして、考えが変わると・・・
その人が経験するであろう未来も変わってしまうのです。
なので・・・
タロットが外れた・・・
というよりも、「その人が考えることが変わってしまったので、未来が変わってしまった」というのが、正解であることも多いのです。
ここで・・・非常に大切なお話があります。
たとえば・・・あなたに何かをやりたいという情動が湧いたとする・・・
不安や疑念とは違って、「〜したい」という気持ちはあなたの本質を表しています。
なぜなら、そもそも私たちは「やりたいことを実現し、経験する」ために、この世界に生まれてきているのです。
何かをやりたいという衝動が起きた時・・・
その衝動もあなたの内面ですから、その衝動に合わせて、即座に現実構築が始まっています。
そう、その衝動に合わせて、実現した未来も創り始められているのです。
でも・・・そこからあなたは急に現実的になってしまって、いろんなことを考えてしまう・・・
「でも・・・よく考えたら・・・こんなことをしても・・・」
よく考えたら・・・て、そんなことを考えちゃうから現実になるんじゃないですか笑
よく考える・・・て、大抵「冷静に考える」ではなくて、「自分がやりたいことに対して否定的に考える」なんですよ。
要するに、自分で生まれた可能性を打ち消してしまっているんです。
で・・・いつの間にか堂々巡り・・・
自分がいる位置は変わらない・・・
「鉄は熱いうちに打て」とは言われますが・・・
何か気持ちが生まれたら・・・その気持ちが冷めないうちに動かないといけない・・・
だって、その気持ちが熱いうちは・・・
その気持ちがあなたの中で強いうちは、まだまだ強烈な推進力を伴って、その気持ちが現実化へ向けて動いているからです。
でも・・・色々と考え過ぎてしまって・・・
次から次へと自分の気持ちにブレーキをかけるような考えが出てくると・・・
未来の現実創造にももちろんブレーキがかかるわけですね。
何かの気持ちが来たら動く・・・何も考えずに軽やかに動く・・・
考えるのは最初のきっかけだけ・・・
そのあとで色々と考えることはブレーキにしかならないことを覚えておいてください。
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