今の自分の枠を少しずつ超えていくことがアセンション
変えるには少しずつ超えること・・・
何も無理やりしなくてもいいけれど・・・
人間はなかなか、自分の活動や思考の範囲を超えていくことができません。
できないことはないけれど、難しいんですよね。
その大きな原因は、私たちが生活しているこの「三次元」の世界の構造です。
「潜在意識」という周りの世界を安定させておく仕組みが存在しており、これがなかなか変化を嫌がる・・・
周りの世界が安定している・・・ということは、じっくりと自分の欲しいものを選んで、考える時間があるということ・・・
自分が選び、その結果が来た・・・それが自分にとって嬉しいことなのか、嫌なことなのか、吟味する時間があるということ・・・
この「じっくり考える時間」を持つために、比較的周りの世界が安定した状態になっています。
この安定した状態がないと、自分の内面が速攻、外界に反映されてしまいます。
思考の使い方に慣れていない人であれば、外界に反映された自分の内面に飲み込まれてしまい、なかなか抜け出せなくなる・・・
その圧倒的な迫力は、この三次元の世界で目の前に見える世界なんかよりもよっぽど強力です。
だから、亡くなってこの世界を去ったはずなのに、ずっと彷徨ってしまう御霊体もいらっしゃるわけです。
あなたが生きている限りは、どれだけ思い悩んでも・・・
一歩街にで出てみると、見かけは昨日と同じように行き交う人がいる・・・
思考の使い方に失敗して凹んでしまっても・・・そこから復活することは可能だし、それができる優しい世界を用意してもらっているとも言えるわけです。
ただ、これが逆に言えば、なかなか変わらない現実を創造してしまっている原因とも言えます。
少しずつ思考が積みなさなり、その結果が出てくる世界・・・言うなれば、「思考の流れが遅い」世界なのです。
周りの世界が安定していて、思考の流れが遅いということは・・・自分の生活ペースが一定のまま、枠の中からなかなかはみ出ることがないことを意味します。
これがなかなか難しいところなんです。
ここで大きな影響を及ぼすのが、幼少期の経験なんですね。
前世の影響は、今世において生まれ落ちた環境に現れます。
ただ、その生まれ落ちた環境が今度は、その後の人生における「世界の見方」に影響を与えるんですね。
たとえば、同じ出来事でも・・・
ある人は「なんてことするんだろう!! 信じられない!」と過剰反応になる。
でも、また別の人は「確かに感心はできないけど・・・彼の気持ちもわかるよ」となる。
一つの出来事に対して判断し、その受け取り方が異なります。
そして、その「判断し、●●●だと思う」の連続が・・・
その人の考え方を、判断基準を、そして最終的にはその人の「生き方」を決めることになるんですよね。
そして、内面がこの世界に反映されるのだから・・・
その生き方がこの世界に反映されることになる・・・
これを変えようと思えば・・・あなたが身につけた「世界の見方」というフレームを変えるしかない・・・
今までの同じような「再生産パターン」から抜け出すことなんです。
ただ・・・これを変えるのが難しい・・・
だって「無意識」なんです。
ある出来事を見て、それをどう思うのか・・・
感じ方、考え方がもうあなたの中に根付いてしまっており、まるでそれが「自分という人間そのものだ」と感じるくらいになっている・・・
何かを「おかしい」と思うなら、それはあなたのものではなく、他の人のものだとか、あなたに「違和感がある」ものです。
自分のものは自分にとって自然過ぎて、気づかない。
この「無意識の世界の見方」というフレームを身につけるのは、幼少期の親との経験です。
そして、その大部分は「干渉」なんです。
この「干渉」というエネルギーは、根本的には「戦争を起こす」エネルギーと同じです。
「良い、悪い」と口を出し、自分の思い通りに従わせようとする・・・
外では声高々に「戦争反対!」と叫ぶお母さんも、もし家の中では子供にあれやこれやと無理やり口を出しているのであれば、そのエネルギーの本質は戦争と変わらないんです。
「干渉」というエネルギーを受けてしまった子供は・・・
「自分がやることはいつも止められる、妨害される・・・」という思考パターンを身につけるようになります。
このように「無意識の世界の見方」という思考フレームが身につくようになるんです。
でも、この「何かを見てどう思うのか」というフレームは、あなたがいつも自然にやっていることです。
いつも、無意識に自然にやっていることなので、当然すぎてあなたには気づかないんです。
では・・・これを変えるためにはどうすればいいのか・・・
少しずつでいいから、「自分にはできないかも・・・」と思っていることの限界を超えることです。
何も怖いことを無理やりやらなくてもいい。
でも、本当はそちらに行きたいのに、なぜか恐怖が止める・・・というようなことであれば、とりあえずできるところまで動くんです。
そのあなたに襲いかかる不安や恐怖の原因は「死ぬ」ことに関わることでない限り、あなたの過去の経験から来ています。もちろん前世もあるでしょう。
過去にあった出来事によってあなたが感じたことをデーターのように蓄えており、それが同じような状況になったら再現されているだけなのです。
確かにその時のあなたは、恐れながら・・・恐る恐るの行動だったかもしれない。
でも・・・今のあなたは違うんです。
その時からいろんなことを経験し、いろんな観念を蓄積させたあなたは、その時のあなたとは違います。
そして、自分の行動の結果がどのような結果になるのか・・・それを決めるのは・・・
その行動をした時の、あなたの判断なんです。
その判断においてあなたが昔の経験に引きずられなければ、同じような結果にはなりません。
怖いのは今まで自分が望まない方向へと無理やり動かされていたから・・・かもしれません。
じゃあ、自分が喜ぶような方向へ向けて、少なくともあなたがあなた自身に許可してあげるんです。
あなたがあなたのやりたいことをやって、あなたを喜ばせる・・・
それを重ねるんです。
だって、元はと言えばあなたが作っている世界です。
前世だかなんだかの勘違いで、幼少期は不本意な経験を引き寄せたかもしれないけど、そんなのただの勘違いの結果です。
あなたが自分を喜ばせることができるようになってきたら・・・
自分が信じていたことがどれだけバカバカしいことだったのか・・・
そして、それを押し付けてくる人たちもどれだけバカバカしかったのか・・・と思うかもしれません。
でも・・・自分を喜ばせることに慣れてきたら・・・
そんな過去ですら、くだらなくてどうでもよくなるかもしれないのです。
少しずつでいいからリミットを外してください。
そして、自分の動きを軽やかにしてください。
More from my site
-
前の記事
世界で一番暑い夏!〜富士山麓に戦車鳴く〜 2021.08.06
-
次の記事
もっと遊んで〜OVERDRIVE 2021.08.08