本来の状態へ・・・

本来の状態へ・・・

自然であること・・・

 

転換期・・・

僕がこのお仕事をしている理由・・・

それは全てを自然に戻したい・・・という思いです。

この世界・・・今までいろんなことがありましたよね。

物質的なものに走りすぎた・・・というべきなのか・・・

私たちの意思と連動している素粒子からできているこの世界・・・

つまり、この世界は私たちの意思と連動しているのです。

ということは・・・心に描けばいずれ実現する・・・

私たちは史上最高の幸せを実現するためにこの世界にいます。

ただ、「白」ばかりを見ていると、「白」というものが本当にどういうものかわからない・・・

「白」を知るためには、「黒」が必要になる。

それを考えるとこの世界に存在する「闇」というものにも役割はあります。

ただ、その役割はあくまで「コントラスト」・・・

一旦「黒い」ものを見せて、そこから再び「白」へ戻るための役割にしか過ぎません。

本来ならば、心に描くだけで放っておいても叶うこの世界・・・

「闇」などないはずなのです。

では、なぜ人が心の中に「闇」を描くのか・・・

幸せならば、人を騙す必要もない、陥れる必要もない、傷つける必要もない・・・

つまり、幸せならば心の中に「闇」を描く必要もないのです。

でも、「放っておいても思っていることは叶う」という安心感と比べると・・・

「心の中の闇」は周りの世界を注視していつも備えていないといけないので、ある意味「ワクワク」します。

「油断すると何が起こるのかわからない・・・」

心の中に闇を描き始めると、中毒に、病みつきになるのです。

そして、その前提は「私の願いは叶わない・・・」

自分の本当の姿を信じていない。目の前の世界しか信じていない状態なんです。

自分が思い描くだけで叶うということを信じていない。

目の前の荒々しい現実しか信じていないので、その中で過激に反応し、なんとかして思い通りにするために動かないといけない・・・と思い込んでしまう。

黒魔術など、その最たるものです。

人を陥れることで自分の望みを実現する・・・

場合によっては望みなんて実現しなくてもいいから、自分と共に相手も巻き込んで不幸にしてやりたいと思う。

本来ならば、叶う世界であるはずなのに、よりによって自ら視点をひっくり返して、不幸になる道を選んでいるのです。

「叶わない」が前提なので、「無理やり」になるんですよね。

ただ、「無理やり他人を屈服させてでも、自分の思い通りにする」パワーは一時期、かなり力を持ちました。

いわば、「白を知るために黒へと一時的に突っ走る」時期であり、人間は目の前のシーンに夢中になりました。

奪ったら奪い返される・・・騙したら騙し返される・・・言葉としては極端に聞こえるかもしれませんが、殺したら殺し返される・・・

ただ・・・元々は一つの存在である私たちです・・・

やりっぱなしはあり得ません。陥れた相手も元々はと言えば自分なのです。

しっかりと自分の潜在意識のデーターにも刻み込まれています。

そして、それは・・・いずれ自分のカルマとして帰ってくることになります。

世界は転換期に入っています・・・

いろんな技術が発達し、大国が幅を利かせ、発展してきたように見えるこの世界ですが・・・

いつまでも「黒」の方を見続けることはできません。

本来ならばなんでも叶うところを、無理やり「叶わない」と思い込んでいるだけなのです。

世界は今までの方向から反転し・・・本来の方向性へと戻ろうとしています。

本来の方向性へと戻る・・・とは言っても、目の前の世界が大きく変わるわけではありません。

私たちはこの素晴らしい世界の中で、当然と思えるものが、実は本当はすごくありがたくて美しいものだと気づくためにいるのです。

この美しき世界の中で、当然だと思えるものの中に、ありがたくて美しいものが見える・・・

本来の自分の思いに素直に従って行動すれば、この状態は達成されます。

なぜ、目の前の状況が曇って見えるのか・・・それはあなたが過去に心の中で妥協し続けてきた結果かもしれません・・・

または・・・人を無理やり動かそうとして、騙し、陥れてきた結果かもしれないのです。

ここで本当の自分の思い・・・というものに気付いて欲しいのです。

一体何が欲しいのか・・・他人など関係ないんです。

本当に欲しいものは絶対にもたらされる・・・他人から奪い取るものなどではありません。

僭越ですが・・・僕はある程度まで、お客様を選ばせていただいています・・・

基準はただ一つ・・・「純粋に相手を愛しているか」

それだけです。

本当の・・・純粋な「愛」であれば、それは絶対に相手の心に届いています。

つまり、相手にお気持ちがあるのです。

それはこの世界の構造上、当然の話なのです。

なのに、とにかく自分の刹那的な気持ちを満たしたいがために・・・どうしてでも相手を自分の思い通りに動かしたいと思う。

相手に自分の思い通りに動いて欲しい、振る舞って欲しい、考えて欲しい・・・

そのようなご依頼は申し訳ないですが、基本的にお断りしています。

僕が生まれた昭和の時代・・・それは「無理やり」が最高潮に達した時代だと個人的には思っています。

その時代はその時代で良いこともあったけど・・・それでもその歪みはやはり大きかった・・・

これから僕が取り組んでいきたいことは・・・未熟で微力だけど、少しでもこの世界を自然に戻すことです・・・

みんなが自然に・・・自分が与えられた人生を生き・・・

その何気ないシーンの中に素晴らしさ・・・美しさを見つけること・・・

僕のそんな何気ないシーンに美しさを感じる生活は・・・

やはり自分の素直な思いをずっと持ち続けること・・・

14年間経っても、ずっと変わらない大切な存在を横に感じる生活です。