Only Yesterday

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Tomorrow may be even brighter than today …

 

 

過去は本来、無関係・・・

思考って、本当は80%くらい役に立たないんです。

なぜって・・・?

人は考えるとき、ほとんど今までの、過去のデーターベースを参考にするんです。

自分が今まで経験してきたことを飛び越えて、「ひょっとしたらこんなことが起きるかも・・・!」って考えることはなかなかできないんですよね。

前にも書きましたが、思考は本来一発で決めるべきなんです。

しかも、最初の第一歩の方向性を決める時に一発!

何かをしたい・・・と方向性を決めた。

本来それだけでOKなんです。

創造性・・・創造性・・・と言われますが・・・

考えるのであればまさしく、それまでの自分の枠を飛び越えて考えることが大切です。

でも、私たちの前提がそもそも「自分は地球上のたった一人の人間にすぎない」なので、なかなか自分の枠を超えて考えることなんてできません。

今まで生きてきた20年、30年、40年の経験の蓄積なんてたかが知れてます。

かと言って、年齢を重ねたからといって、その思考の幅が増えるわけでもない・・・

年齢を重ねれば重ねるほど、人は頑なになり、自分の思考の範囲内に固執する・・・

私たちは考えることによって人生を切り開いているように思えますが、実際それまでなかなか突破できなかった壁を越えるブレイクスルーとなるのは・・・

大抵の場合、自分の思考の枠の外側から突如閃いた思いつきなのです。

そして、そのような思いつきは何も考えていない時・・・「思考」という壁で周りから来る情報をブロックしていない時に生まれるのです。

 

思考の罠にハマり込まない

私たちは考える生き物なので、いつも思考をゼロにするなんてことは不可能です。

でも、思考に思考を重ねていけばいけば、その思考は過去をデーターにしているので、今までのパターンから抜け出すことは難しくなると言わざるを得ません。

特に難しい状況にいる場合は、ドツボにハマる原因となります。

かと言って、今までのパターンから抜け出すために考えて動いたとしても、それがそもそも過去のデーターを元にしているので、いたずらに動き回るばかりで成果は上がらないかも知れません。

じゃあ・・・どうするのか・・・

人間は本来、生まれつき自分が好きなものがわかっていて、自分が進みたい方向もわかっているのです。

ならば、とにかく自分の今の気持ちに素直になる。

今、自分がやりたいことがあるのであれば、その方向へ向けて動く・・・

我々はいろんなことを経験するためにこの世界に生まれてきています。

いろんなことを経験するためには、環境であれ立場であれ「変化」が必要になります。

止まっている限り、状況が大きく変わることはありません。

でも、無理やり「何かを起こす」ために動くんじゃないんです。

とりあえずできる、自分がやりたいこと・・・それを重ねて自分の気持ちを軽くしていく・・・

動くことに慣れていけば、いろんなことに対してハードルを感じずに動けるようになります。

考える限り過去に影響される・・・

考えたところで現在のペースから抜け出すことは難しい・・・

ならば、全く関係ないように思えても、とりあえず自分がやりたいことをしてみてください。