ただひたすら奪わない・・・騙さない・・・
- 2020.11.21
- 心の処方箋
どんなことがあっても・・・
施術していて思うこと・・・
いつも施術していて思うことなんですが・・・
なんであれ「ブレる」人はダメなんですよね。
人間だからそりゃあ、迷うことはあります。
「あっちがいいんじゃないか・・・」とか、やっぱり「こっちがいいんじゃないか・・・」とか。
スピリチュアルの本では定番の「執着はダメ・・・」
いかにも「フラフラと何も決めずにいけばいい」と言った風で・・・
いや、全然違いますよ笑
執着は確かにダメですが、「委ねる」ならば徹底的に「委ねる」ことです。
何があっても何が起こっても文句一つ言わない。
「不安だ、不安だ・・・!」と慌てない。
ただ・・・そんなことが本当にできる人は少ないです。
「気にしない」と言っていても、なんだかんだと気になる。
じゃあ、できることは・・・
絶対に自分の気持ちに嘘をつかないってことなんです。
「ブレる」時点で信じてない
なぜブレるのか・・・
そもそも自分にできると信じていないから・・・
今、自分が実現したいことでも、本当にできると思っていないから・・・
本当にできると思っていないから、ほしいこと、やりたいことが次から次へと変わっていく・・・
そもそもブレる時点で、最初に欲しかったものも本当に欲しかったものなのか怪しいものなんです。
そりゃあ、人間だから「もうやめる!」と言いたい時はあります。
でも、「絶対にこれが好きなんだ」という気持ちは絶対に捨てない。
「執着しない」と「ブレる」は別なんです。
そんなもん、「執着しない」を言い訳にしてフラフラしていても目標を達成できるなら、アスリートなんてみんな適当でも成功しています笑
違うんです。自分がやりたいことはある・・・それは揺るがせない。
でも、それに対して「できないかも・・・」という気持ちを真に受けないということなんです。
みんな「できない」と思っているからブレる・・・
みんな「できない」と思っているからごまかす・・・
みんな「できない」と思っているから人を騙す・・・
みんな「できない」と思っているから陰でコソコソやる・・・
それは全く「執着しない」とは別物です笑
だって、前提はみんな「できない」なんですよ。
「私のせいじゃない・・・」は言い訳にならない
まあ・・・そういう人でも、そうなるに至ったのはそれなりの理由があるのですが・・・
子供の時の親御さんの育て方・・・境遇・・・環境・・・トラウマ・・・
誰だって苦しみます・・・悩みます・・・
それは仕方がない・・・
でも・・・それでも自分に素直な人は、ひたすら自分の気持ちを大切にして、人を騙さない。奪わない。
ここで差が出るんです。タロットを見ていればモロにわかります。
引っ掻き回すようなことをやっておいて、すぐに詭弁でごまかそうとする。
「私はそんな気持ちでやったんじゃない」とかわそうとする。
いや、その人はそんな気持ちでやっているんです。
そんな人たちがそうなるに至ったのは、確かに仕方ない境遇があるかもしれませんが、その境遇ですら実は「仕方ない」ことなんてないのです。
大抵、前世を確認してみると、前世から、またはそのまた前の前世から人を平気で騙し、苦しめるようなことをしており、その負債を払うために今世がそんなスタートになっている人がほとんどです。
今世では本当に素直で大人しくていい人・・・それがなぜあんなに苦労するのか・・・
僕自身、そのようなことをこの仕事をやるまでは信じていませんでしたが、やはり前世でそれなりのことをなさっているケースがほとんどなんです。
特に子供の時期が前世からの負債が出やすい時期ですよね。
ただ、誤解を避けるために申し上げると、前世のそのような負債も、その時は「仕方がなかった・・・」ケースも多くあります。
人に恨まれると分かっていた・・・でもそうせざるを得なかった・・・
そんな場合も、やはりそれでも相手の感情が絡んできますから、今世になってその負債を払わざるを得なくなる。
でも、そこで差が出るのが、今世でのその人の態度なんです。
自分には素直に・・・そして、絶対に奪わない・・・騙さない・・・
本当の意味で大切なのは自分
まあ、そんな偉そうなことを今回書かせていただいた僕ですが、僕も大したことはしていません笑
この商売をやるまでは唯物論主義者でしたし、何せ自分に自信がなかった・・・
男の子としてコンプレックスがあった僕は、なぜか「自分がそれなりの男にならないと・・・」と思いがありました。
小さい時に怖がりだった僕は、あえて自分を危険の中において、それによって男の格を上げていかないと・・・という思いがありました。
結果として、月曜日から土曜日まで必死で働き、日曜日は朝早く起きて、サーキットまで車を走らせ、くたくたの体でスピードと闘う日常・・・
そうでもしないと、もっと自分を高めないとあの人にふさわしい人になれない・・・という思いがあったのです。
でも結局は、その時の自分の思いに素直になればよかった・・・それだけ。
それは本当の自分を信じておらず、自分を騙しつづける行為でした。
そこまで自分の価値を落とし続けていた・・・素直になれていなかったんです。
好きであれば、その気持ちだけを信じていればいい。
そこになんの条件も必要ありません。
自分を必要以上に蔑む必要もない・・・
他人を騙したり奪ったりする必要もない・・・
どこまでも自分に素直になんです。
スピリチュアルであろうがなかろうが、自分に素直であること・・・
他人は関係ない。自分の本当の気持ちに素直であること・・・
逆に言えば、みんなそれができないからいろんな問題が起こったりする。
あなたの中の素直な灯火を大切にしてください。
あなた自身でその火を消してしまうようなことはしないで・・・
あなたの中のその火を大切にして、他人が浴びせようとする冷や水に決してさらさないで・・・
あなたの中のその火こそが、全てにつながっており、全てを知っている・・・最高の光なのです。
この世界を作り出すきっかけとなった、あなたが存在する理由でもある至高のものです。
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