自分を本当に見る・・・

自分を本当に見る・・・

あなたは今まで自分が見えていましたか?

 

何事も理由がないことなどない

僕はこのスピリチュアルの世界に入るまで、本当に唯物論主義者でした。

目の前に見えること以外、信じていなかったんですね。

ただ、いざこの世界に入ってみると、世界には目に見えないことがいっぱいあって・・・

むしろ見えないことの方が多いし、見えないことの方が断然に力が強いということがわかりました。

自分が経験すると認めざるを得ないのです。

そして、さらに認めざるを得なくなったのが「前世」の存在なんです。

この世界は思考で出来ています。

この世界は思考で出来ているので、自分が内面に抱いたものは基本的には実現されます。

これは厳然とした物理的な法則であり、例外はありません。

鑑定していると「なぜ私がこんな目に遭うの・・・」と、やはり悩んでいる方がおられます。

それはそれでやはり辛いことなので、僕としては同情するしかない・・・

ただ・・・その中でもあえて僕が言えることは・・・

そうなるには、そうなる理由があったということなんです。

このスピリチュアルの業界にいると、僕にいろんなことをしてくる人がいます。

それでも僕から手を出すことは、基本的にはないんですね。

相手は「バレないだろう」と思っている・・・そんなのこっちにはわかってるけど、あえて手を出さない。

それは僕がこの世界の絶対的な法則を尊重しているからです。

この世界にいる全ての人が、元々は「一つ」の存在です。

だから、他人に対する欺き、騙し、陥れは結局のところ、自分に対して行なっていることと同じなんです。

欺かれた人、騙された人、陥れられた人には、やはりその辛くて苦い経験が残る・・・

でも、僕たちみんなが一つである以上、それはいずれ欺いた人、騙した人、陥れられた人にも共有されるんです。

これはカードを見ていても明らかです。いずれ跳ね返っていく・・・

その未来がわかるから僕は手を出さない・・・

僕が冷静でいられるのは、その未来がわかるからです。

別に天罰などといった重いものでもない・・・

本当の意味でこの世界において、罰してくる存在などいません。

自分が与えたものを受け取る・・・それだけなんです。

本来、自分の観念が実現するこの世界では、望んだことは全て実現します。

でも・・・それでも実現しなかった場合・・・

自分が覚えていない「前世」的なことに引きずられているケースが非常に多いんですね。

僕もこんなことはこの仕事をやるまでは信じていなかった・・・

でも、いざこの仕事でいろんな人の人生に携わっていると、認めざるを得ない事実です。

何かがうまくいかなかった・・・こんなはずではない・・・自分はどうしてこんな目に遭うのか・・・

カードを通して見てみると、その前の生(せい)ではエゴを振り回し、他の人の生活を暗くしている・・・台無しにしている・・・

「そんな前世のことなんて覚えてないし、今の私には関係ない・・・」

そう言うならば、「今世において、自分の思い通りに物事を動かすがために、他人を陥れたことが本当になかったのか」を考えてみてください。

自分に嘘をつかずに・・・

自分に嘘をついたところで何も変わらないんです。

正確に、物理的に機械的に返ってくるのが「引き寄せの法則」です。

前世と言えども、今世と繋がっています。

今世と言えども、前世の延長です。

今世でそのようなことをしていたのであれば、前世でそのようなことをしていないと言い切れる訳がないんです。

基本的には同じことを繰り返そうとしますから・・・

騙す、欺く、陥れる・・・に限らず、人をその人の意に反して無理やり動かそうとする行為は、みんな自分に跳ね返ってきます。

なぜなら、その人も自分であり、ひいては自分の自由を奪うことになるからです。

本来、私たちの世界が私たちの内面の反映である以上、何かを思い描けば、人生はそれを実現させる方向へむけて勝手に動き出します。

そして、「何かを思い描けば自分の人生は自然に展開していく」とわかっていれば、周りの人の自由を、意思を奪う必要なんてないのです。

なぜなら、本来その人たちはあなたの夢の実現をサポートしてくれるキャストであるはずだからです。

お互いを助け合い、お互いの夢を実現していくのが、本来のこの世界の仕組みです。

うまくいかなかったのであれば、もう一度原点に戻るべきなんです。

自分に戻ってください。何をしたいのか、自分の今の状態がどうなのか・・・

全てをリセットしてください。

そうすれば世界はあなたを助けてくれます。

なぜなら、本来あなたの世界もあなたが幸せになるために創り出したものだからです。

その本当の意味さえ思い出せば、あなたは他人から奪い取る必要などありません。

自分に戻り、世界を味方にしてください。

そうすれば・・・自分の今まで気づかなかったところに・・・

大切な人がいるかもしれません。