My Favorite Movie…

My Favorite Movie…

Life is a box of chocolates…

 

 人生はチョコレートの箱、開けてみるまでわからない・・・

僕は普段はあまり家で息抜き・・・というか、暇つぶし的な趣味がないんですよね。

暇なときは車でぷらっと出かけたり、または家で仕事などをしますが、それ以外に家で何をしているかというと・・・

ボッとしてますね笑 気晴らしに本を読んだりするけど、根気強く前から後ろに・・・というわけではなく、パラッパラッとランダムにめくっていく感じ・・・

こうやってブログを書くのも趣味っちゃあ、趣味なんですが・・・笑

何せテレビを全く見ないので、家でやる気晴らしって本当に限定されるんですよね。

ボーッとしてて、特に何をしていると決まっているわけでもない笑

昔はなんだかんだとバタバタしていたのですが・・・笑

そんな数少ない気晴らしの一つとして、「映画鑑賞」がありますが・・・

これも幅広く見る・・・というわけではないんです。

何回も同じ映画を見てしまうことも多いわけですが、その中でも好きなのは・・・

「フォレスト・ガンプ:一期一会」ですね・・・本当に好きな映画で、僕の人生にも大きな影響を与えています。

アラバマ州に住んでいるフォレストは普通よりも知能が低い子供・・・

でも、お母さんはフォレストの可能性を信じ、フォレストを普通の学校へと行かせることにこだわります。

ただ・・・やっぱり周囲の子供はイマイチズレているフォレストを受け入れない・・・

でも、その学校へ行く途中でジェニーという少女と知り合い、仲良くなります。

ジェニーは父親と二人きりで過ごしており、父親から虐待を受けていました。

お互いに寂しい境遇だった二人は、ずっと一緒に過ごし、絆が強くなります。

二人は神様に祈りを捧げ、結果としてジョニーは救われて親戚の家の世話になるのです。

フォレストはフォレストでいじめられていたものの、速く走ることができる才能が開花し・・・

結果として、学力では到底手が届かなかった大学へとスポーツ特待生として進み、大活躍します。

同じような境遇にいて、同じように救われた二人ですが・・・成長してからははっきりと道が分かれました。

生まれつき知能が低くても、純粋な心で周りの世界、人、そして自分に起こることをプラスに受けとめるフォレスト・・・

自分の生まれ落ちた環境をマイナスに受け止め、いつもマイナスからのスタート・・・それを覆すために奮闘するジェニー・・・

結局進む道が違ってきた二人は、その途中で何度か再会しますが・・・

純粋にジェニーに対して恋心を抱くフォレストに対して、ジェニーは今の自分が受け入れられない・・・

その幾度かの再会も長くは続かないのです・・・

ベトナム戦争では爆撃の中、たくさんの人々の命を救うフォレスト・・・

そこで出会った上官のテイラーは、自分が戦闘で体の一部を失ったのに、一見バカであるフォレストが表彰されるという事実が受け入れられないものの・・・

フォレストと接しているうちに、氷のように閉ざしていた心が溶けていき・・・

フォレストとエビ釣り業で会社を起こし、成功することになります。

一方のジェニーは、居場所を転々として、付き合う男性を次から次へと変え、ドラッグに溺れ・・・自殺をも考える生活・・・

スタートの境遇が同じであったはずの二人の人生は、全く違う様相を見せていました。

疲れ切ったジェニーは、長年の空白期間の末に一度はフォレストのもとへと帰ってきます。

二人仲良く過ごすのですが、どうしてもジェニーには子供時代の「マイナス」を忘れることができませんでした・・・

結局またフォレストのもとを去ったジェニー・・・フォレストは自分の気持ちを処理できず、家を出て、とにかく走ります・・・どこまでも・・・

結局、この後、この二人はまた再会しますが、そこにはフォレストには思いもよらない贈り物がありました。

映画の結末としては・・・やっぱり悲しいかな・・・

純粋なフォレストが本当にかわいそうに思えてくる・・・

でも・・・

最後のこのシーンがあるからこそ・・・この映画の価値が大いに上がると思うんですよね。

ここでフォレストがジェニーに呟いている言葉は、到底知能が低い人のセリフじゃないんです。

この映画の「一期一会」を象徴する、冒頭とエンディングの羽が舞うシーン・・・

コンピューターグラフィックがまだそれほど発達していなかった当時では、このシーンだけで一本の映画が撮れるほどのお金がかかっていると言います。

いろんなエッセンスが含まれていて、いろんなことを教えてくれる・・・

僕がこれまでの人生の中でも最も好きな映画の一つです。